REPORT
レポート
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関東大学対抗戦A 青山学院大学戦
2014/09/22
9月21日(日)・町田市立陸上競技場
○帝京大学(2勝0敗)118-3青山学院大学(0勝1敗)●
《帝京大学》
[FW]
(1)森川⇒徳永(2)小川(一)⇒町野(3)深村⇒東恩納(4)金(嶺)(5)小瀧
⇒飯野(6)亀井(7)杉永(8)河口⇒吉田
[BK]
(9)流⇒荒井⇒飯山(10)松田(11)磯田(12)金田⇒前原(13)山崎(14)尾崎
(15)重
《青山学院大学》※先発のみ
[FW]
(1)清原(2)林(3)川本(4)篠原(5)安東(6)吉川(7)熊坂(8)遠藤
[BK]
(9)香山(10)岩溝(11)向井(12)谷山(13)上山(14)越智(15)高野
【前半】【得点経過】
【3分】帝7-0青
キックカウンターから展開。WTB磯田がディフェンスをかわして独走してトライ。
ゴール成功。
【5分】帝14-0青
LO小瀧が前進。ラックからSH流-SO松田-CTB金田-CTB山崎-WYB尾崎と渡って、尾
崎が抜け出してトライ。ゴール成功。
【9分】帝14-3青
PGを決められる。
【13分】帝21-3青
ラックからSH流-SO松田と渡り、松田が仕掛けて前進。ディフェンスをかわしてトラ
イ。ゴール成功。
【17分】帝28-3青
FB重が前進。つかまるも、ラックからSH流-LO小瀧-HO小川と渡り、小川が抜け出し
てトライ。ゴール成功。
【19分】帝35-3青
相手のペナルティからSH流がクイック・リスタート。LO小瀧にパスし、小瀧が抜け出
してトライ。ゴール成功。
【23分】帝40-3青
ラインアウトからFW、BKで連続攻撃。ラックからSH流-SO松田-LO金と渡り、金が抜
け出してトライ。
【27分】帝47-3青
ラックでのターンオーバーからWTB磯田が前進。つかまるも、SO松田が前方へキッ
ク。WTB尾崎が追いかけ、拾って、そのまま走り切ってトライ。ゴール成功。
【31分】帝52-3青
SO松田が前方へキック。相手に拾われるも、WTB尾崎がナイスタックルでターンオー
バー。SH流-CTB金田-WTB磯田と渡って磯田がトライ。
【33分】帝59-3青
キックオフからFW、BKで展開。ラックからSH流-SO松田-FB重と渡り、重が抜け出
し、そのままトライ。ゴール成功。
【35分】帝66-3青
キックオフから連続攻撃。SH流-SO松田-CTB山崎と渡って、山崎が前進。さらに、
FB重-WTB磯田とパスをつなぎ、磯田がトライ。ゴール成功。
【40分】帝73-3青
FW、BKで連続攻撃。ラックからSH流-CTB前原と渡り、前原が抜け出してトライ。
ゴール成功。
【後半】【得点経過】
【5分】帝78-3青
FL杉永が前進。つかまるも、ラックからSH荒井-SO松田-WTB磯田と渡り、磯田が抜
け出してトライ。
【11分】帝85-3青
ラインアウトから連続攻撃。ラックからSH荒井が仕掛けて、抜け出し、そのままトラ
イ。ゴール成功。
【16分】帝92-3青
ラインアウトからBK展開。FB重が抜け出してトライ。ゴール成功。
【23分】帝99-3青
BKで連続攻撃。相手の素早いディフェンスでパスが乱れるも、CTB前原がうまく拾っ
て前進。そのまま走り切ってトライ。ゴール成功。
【27分】帝104-3青
相手ボールのスクラムを押して、ターンオーバー。こぼれ球をSHに回った重が拾って
前進。ゴール前でつかまるも、CTB前原に渡って、前原がトライ。
【36分】帝111-3青
No8吉田が前進。つかまるも、ラックからSH重-SO松田-FB尾崎-WTB磯田と渡り、磯
田が走り切ってトライ。ゴール成功。
【40分】帝118-3青
相手ボールのスクラムを押してターンオーバー。SH重-SO松田-CTB山崎と渡り、山
崎が抜け出してトライ。ゴール成功。
《BRIEF REVIEW》
ケガなどもあり、対抗戦初出場の選手が先発メンバーに3人、控えに1人という布陣で
臨んだ青学戦。前半、相手の素早い出足にも負けず、FW、BKともにしっかりと前に出る。激
しさを前面に出して、トライを量産する。特にLO小瀧の激しさは特筆もの。守って
も、CTB山崎、LO金らがナイスタックル。73-3でハーフタイムを迎えた。後半、帝京
はチームとしての奥深さを見せる。これまでLOで活躍していた町野がHOとして出場。
さらにFB重が高校時代以来のSHへ。WTB尾崎がFBへ回り、左WTBが得意な飯山は右WTB
へ。CTB山崎はアウトサイドCTBからインサイドCTBへと回るが、みな不慣れなポジ
ションをきっちりとそつなくこなし、得点を重ねていく。結局、118-3でノーサイ
ド。帝京は対抗戦2連勝を飾った。なお、この試合で5トライをあげたWTB磯田は、対
抗戦通算39トライとなり、吉田義人(元明治大)氏がもつ対抗戦でのトライ数最多記
録に並んだ。
《AFTER MATCH SAY》
■岩出雅之監督
「今日は、前節の試合を反省して、もっともっと激しく行こうというところにフォー
カスして臨みました。特に前半はそれができていたと思います。後半、メンバーが変
わったところでも噛み合わせがうまくいけばさらによかったのですが、それも含めて
成長の糧となるだろうと思っています。いろいろなポジション、不慣れなポジション
にチャレンジしている選手もいましたが、それもチームの幅となりますし、見ている
方々にとってもラグビーの魅力を感じていただける部分ではないかと思っています。
不慣れな選手に対して、みんなが助け合おうとして、動きに反応していくということ
も大切で、自分のプレーだけで精一杯というのではなく、お互いに周りをサポートで
きる選手がどんどん増えていってくれると、チームもさらに成長していけるだろうと
思っています。新しく出た選手が成長してくれることと、普段出ている選手が彼らを
サポートできるほどにしっかり安定してくれることの両方がバランスよく噛み合った
試合ができることが一番です。ただし、これらはみな、相手が本気でぶつかって来て
くれるからこそ、できるものです。そういう意味では、最後まであきらめずに戦う姿
勢を出し続けてくださった青山学院大学の選手のみなさんには感謝申し上げるととも
に、その姿勢に敬意を表したいと思います。」
■キャプテン・SH流大(4年)
「前の試合ではダイナミックさ、大胆さが欠けていたところが多かったので、今日は
ミスを恐れず、思い切っていこうという話をしました。ミスもありましたが、思い切
りよくやった結果のミスがほとんどだったので、今日はいい反省ができるゲームに
なったと思います。BKもしっかり前を見てオプションを探すことをテーマにやったの
ですが、そこはうまく機能してよかったと思います。初出場の選手や不慣れなポジ
ションで出た選手もいましたが、誰が出ても同じプレーができましたし、そこはまさ
に帝京の強みの部分だと思います。練習でも、僕はBチームとやるときが一番強い相
手だと思ってやっていますし、そうした部内の切磋琢磨が今日のようにメンバーが変
わったときにいい形で出るのだと思います。次は百草グラウンドでの試合になります
ので、多くの人に見に来ていただきたいですし、また今日の反省も活かして、一歩一
歩、成長できる試合にしたいと思います。」
■力強いプレーでトライを奪取・HO小川一真(3年)
「対抗戦初出場初先発でしたが、練習でやってきたことを大胆に発揮できるように、
迷わず、力強くプレーしようという気持ちで臨みました。それが結果として出せたと
ころもありましたが、Aチームのレベルとしてコンタクトプレーで弱かった部分も
あったのは反省点です。ただ、ラックサイドでしっかり前を見てオプション選択する
というところは、自分ではけっこうできたと思っています。トライのシーンも、しっ
かり前を見ることができたので、コールして、ボールをもらったのがトライにつな
がったと思っています。今後もチャンスをいただければ、そのチャンスをものにして
いけるように頑張りたいと思います。」
■激しく、かつ献身的で丁寧なプレーをやり続けた・FL亀井亮依(2年)
「今日は、ディフェンスでドミネートすること、しっかり前に出てタックルすること
を考えて、試合に臨みました。ディフェンスの場面自体が思ったよりも少なく、ア
タックの方が多かったのですが、アタックでFW第三列としてBKのサポートにしっかり
走ることを意識してプレーしました。その結果、いいサポートにつくことができたと
ころもありましたが、ボールをもらって走り切るというところができていなかったの
で、もっとBKとリンクして、しっかりトライを取り切れるようなFLとしての仕事をし
ていきたいと思います。自分自身は泥臭いプレー、痛いプレー、ブレイクダウンの
ファイト、ラックでのジャッカルといったことを、夏合宿を通してレベルアップして
きているので、そこでもっとAチームのレベルで出していきたいです。まずは日々の
練習でずっとAチームでいられるように、向上心をもってやっていくとともに、自分
の強みを伸ばし、課題の部分を克服し、マルジーン(イラウア)や杉永さんという大
きなライバルに負けないように、自信をもってやっていきたいです。」
■いい形でボールをもらい、5トライを奪取・WTB磯田泰成(4年・ゲームMVP)
「今日はアタック、ディフェンスともに相手を圧倒していこうと言って、臨みまし
た。前半の最初から、その形がアタック、ディフェンスともにできたので、試合全体
を通してのいい結果につながったと思います。新しいメンバーも多く、急遽、入った
ポジションでやった選手もいて、コミュニケーションという部分では取り切れていな
いところもありましたが、そこはシンプルにFWは前に出て、BKはスペースを埋めてと
いうことが、試合中に確認できたので、問題ありませんでした。トライ記録について
は、先週、新聞記者のかたから伺いました。FWが前に出てくれて、BKとしてもいい形
でボールを回せたので、自分のところにいいボールが来て、あとはしっかり走り切る
という強い気持ちをもって走ったのが、トライにつながったと思います。次戦も気を
緩めず、一つ一つ成長していって、自分たちの目標に向かって頑張っていきたいと思
います。」
■慣れないHOながらラインアウトもそつなくこなした・HO町野泰司(4年)
「今日は初めてHOとして出場したのですが、まだまだわからないことばかりでした。
○帝京大学(2勝0敗)118-3青山学院大学(0勝1敗)●
《帝京大学》
[FW]
(1)森川⇒徳永(2)小川(一)⇒町野(3)深村⇒東恩納(4)金(嶺)(5)小瀧
⇒飯野(6)亀井(7)杉永(8)河口⇒吉田
[BK]
(9)流⇒荒井⇒飯山(10)松田(11)磯田(12)金田⇒前原(13)山崎(14)尾崎
(15)重
《青山学院大学》※先発のみ
[FW]
(1)清原(2)林(3)川本(4)篠原(5)安東(6)吉川(7)熊坂(8)遠藤
[BK]
(9)香山(10)岩溝(11)向井(12)谷山(13)上山(14)越智(15)高野
【前半】【得点経過】
【3分】帝7-0青
キックカウンターから展開。WTB磯田がディフェンスをかわして独走してトライ。
ゴール成功。
【5分】帝14-0青
LO小瀧が前進。ラックからSH流-SO松田-CTB金田-CTB山崎-WYB尾崎と渡って、尾
崎が抜け出してトライ。ゴール成功。
【9分】帝14-3青
PGを決められる。
【13分】帝21-3青
ラックからSH流-SO松田と渡り、松田が仕掛けて前進。ディフェンスをかわしてトラ
イ。ゴール成功。
【17分】帝28-3青
FB重が前進。つかまるも、ラックからSH流-LO小瀧-HO小川と渡り、小川が抜け出し
てトライ。ゴール成功。
【19分】帝35-3青
相手のペナルティからSH流がクイック・リスタート。LO小瀧にパスし、小瀧が抜け出
してトライ。ゴール成功。
【23分】帝40-3青
ラインアウトからFW、BKで連続攻撃。ラックからSH流-SO松田-LO金と渡り、金が抜
け出してトライ。
【27分】帝47-3青
ラックでのターンオーバーからWTB磯田が前進。つかまるも、SO松田が前方へキッ
ク。WTB尾崎が追いかけ、拾って、そのまま走り切ってトライ。ゴール成功。
【31分】帝52-3青
SO松田が前方へキック。相手に拾われるも、WTB尾崎がナイスタックルでターンオー
バー。SH流-CTB金田-WTB磯田と渡って磯田がトライ。
【33分】帝59-3青
キックオフからFW、BKで展開。ラックからSH流-SO松田-FB重と渡り、重が抜け出
し、そのままトライ。ゴール成功。
【35分】帝66-3青
キックオフから連続攻撃。SH流-SO松田-CTB山崎と渡って、山崎が前進。さらに、
FB重-WTB磯田とパスをつなぎ、磯田がトライ。ゴール成功。
【40分】帝73-3青
FW、BKで連続攻撃。ラックからSH流-CTB前原と渡り、前原が抜け出してトライ。
ゴール成功。
【後半】【得点経過】
【5分】帝78-3青
FL杉永が前進。つかまるも、ラックからSH荒井-SO松田-WTB磯田と渡り、磯田が抜
け出してトライ。
【11分】帝85-3青
ラインアウトから連続攻撃。ラックからSH荒井が仕掛けて、抜け出し、そのままトラ
イ。ゴール成功。
【16分】帝92-3青
ラインアウトからBK展開。FB重が抜け出してトライ。ゴール成功。
【23分】帝99-3青
BKで連続攻撃。相手の素早いディフェンスでパスが乱れるも、CTB前原がうまく拾っ
て前進。そのまま走り切ってトライ。ゴール成功。
【27分】帝104-3青
相手ボールのスクラムを押して、ターンオーバー。こぼれ球をSHに回った重が拾って
前進。ゴール前でつかまるも、CTB前原に渡って、前原がトライ。
【36分】帝111-3青
No8吉田が前進。つかまるも、ラックからSH重-SO松田-FB尾崎-WTB磯田と渡り、磯
田が走り切ってトライ。ゴール成功。
【40分】帝118-3青
相手ボールのスクラムを押してターンオーバー。SH重-SO松田-CTB山崎と渡り、山
崎が抜け出してトライ。ゴール成功。
《BRIEF REVIEW》
ケガなどもあり、対抗戦初出場の選手が先発メンバーに3人、控えに1人という布陣で
臨んだ青学戦。前半、相手の素早い出足にも負けず、FW、BKともにしっかりと前に出る。激
しさを前面に出して、トライを量産する。特にLO小瀧の激しさは特筆もの。守って
も、CTB山崎、LO金らがナイスタックル。73-3でハーフタイムを迎えた。後半、帝京
はチームとしての奥深さを見せる。これまでLOで活躍していた町野がHOとして出場。
さらにFB重が高校時代以来のSHへ。WTB尾崎がFBへ回り、左WTBが得意な飯山は右WTB
へ。CTB山崎はアウトサイドCTBからインサイドCTBへと回るが、みな不慣れなポジ
ションをきっちりとそつなくこなし、得点を重ねていく。結局、118-3でノーサイ
ド。帝京は対抗戦2連勝を飾った。なお、この試合で5トライをあげたWTB磯田は、対
抗戦通算39トライとなり、吉田義人(元明治大)氏がもつ対抗戦でのトライ数最多記
録に並んだ。
《AFTER MATCH SAY》
■岩出雅之監督
「今日は、前節の試合を反省して、もっともっと激しく行こうというところにフォー
カスして臨みました。特に前半はそれができていたと思います。後半、メンバーが変
わったところでも噛み合わせがうまくいけばさらによかったのですが、それも含めて
成長の糧となるだろうと思っています。いろいろなポジション、不慣れなポジション
にチャレンジしている選手もいましたが、それもチームの幅となりますし、見ている
方々にとってもラグビーの魅力を感じていただける部分ではないかと思っています。
不慣れな選手に対して、みんなが助け合おうとして、動きに反応していくということ
も大切で、自分のプレーだけで精一杯というのではなく、お互いに周りをサポートで
きる選手がどんどん増えていってくれると、チームもさらに成長していけるだろうと
思っています。新しく出た選手が成長してくれることと、普段出ている選手が彼らを
サポートできるほどにしっかり安定してくれることの両方がバランスよく噛み合った
試合ができることが一番です。ただし、これらはみな、相手が本気でぶつかって来て
くれるからこそ、できるものです。そういう意味では、最後まであきらめずに戦う姿
勢を出し続けてくださった青山学院大学の選手のみなさんには感謝申し上げるととも
に、その姿勢に敬意を表したいと思います。」
■キャプテン・SH流大(4年)
「前の試合ではダイナミックさ、大胆さが欠けていたところが多かったので、今日は
ミスを恐れず、思い切っていこうという話をしました。ミスもありましたが、思い切
りよくやった結果のミスがほとんどだったので、今日はいい反省ができるゲームに
なったと思います。BKもしっかり前を見てオプションを探すことをテーマにやったの
ですが、そこはうまく機能してよかったと思います。初出場の選手や不慣れなポジ
ションで出た選手もいましたが、誰が出ても同じプレーができましたし、そこはまさ
に帝京の強みの部分だと思います。練習でも、僕はBチームとやるときが一番強い相
手だと思ってやっていますし、そうした部内の切磋琢磨が今日のようにメンバーが変
わったときにいい形で出るのだと思います。次は百草グラウンドでの試合になります
ので、多くの人に見に来ていただきたいですし、また今日の反省も活かして、一歩一
歩、成長できる試合にしたいと思います。」
■力強いプレーでトライを奪取・HO小川一真(3年)
「対抗戦初出場初先発でしたが、練習でやってきたことを大胆に発揮できるように、
迷わず、力強くプレーしようという気持ちで臨みました。それが結果として出せたと
ころもありましたが、Aチームのレベルとしてコンタクトプレーで弱かった部分も
あったのは反省点です。ただ、ラックサイドでしっかり前を見てオプション選択する
というところは、自分ではけっこうできたと思っています。トライのシーンも、しっ
かり前を見ることができたので、コールして、ボールをもらったのがトライにつな
がったと思っています。今後もチャンスをいただければ、そのチャンスをものにして
いけるように頑張りたいと思います。」
■激しく、かつ献身的で丁寧なプレーをやり続けた・FL亀井亮依(2年)
「今日は、ディフェンスでドミネートすること、しっかり前に出てタックルすること
を考えて、試合に臨みました。ディフェンスの場面自体が思ったよりも少なく、ア
タックの方が多かったのですが、アタックでFW第三列としてBKのサポートにしっかり
走ることを意識してプレーしました。その結果、いいサポートにつくことができたと
ころもありましたが、ボールをもらって走り切るというところができていなかったの
で、もっとBKとリンクして、しっかりトライを取り切れるようなFLとしての仕事をし
ていきたいと思います。自分自身は泥臭いプレー、痛いプレー、ブレイクダウンの
ファイト、ラックでのジャッカルといったことを、夏合宿を通してレベルアップして
きているので、そこでもっとAチームのレベルで出していきたいです。まずは日々の
練習でずっとAチームでいられるように、向上心をもってやっていくとともに、自分
の強みを伸ばし、課題の部分を克服し、マルジーン(イラウア)や杉永さんという大
きなライバルに負けないように、自信をもってやっていきたいです。」
■いい形でボールをもらい、5トライを奪取・WTB磯田泰成(4年・ゲームMVP)
「今日はアタック、ディフェンスともに相手を圧倒していこうと言って、臨みまし
た。前半の最初から、その形がアタック、ディフェンスともにできたので、試合全体
を通してのいい結果につながったと思います。新しいメンバーも多く、急遽、入った
ポジションでやった選手もいて、コミュニケーションという部分では取り切れていな
いところもありましたが、そこはシンプルにFWは前に出て、BKはスペースを埋めてと
いうことが、試合中に確認できたので、問題ありませんでした。トライ記録について
は、先週、新聞記者のかたから伺いました。FWが前に出てくれて、BKとしてもいい形
でボールを回せたので、自分のところにいいボールが来て、あとはしっかり走り切る
という強い気持ちをもって走ったのが、トライにつながったと思います。次戦も気を
緩めず、一つ一つ成長していって、自分たちの目標に向かって頑張っていきたいと思
います。」
■慣れないHOながらラインアウトもそつなくこなした・HO町野泰司(4年)
「今日は初めてHOとして出場したのですが、まだまだわからないことばかりでした。
今後もLOとHOの両方ができるように
練習していきます。今日はとにかく感覚をつかむことに集中しましたが、今後は坂手
や前田らにスクラムの細かい技術をよく聞いて、頑張って磨いていこうと思います。
次戦では、HOでもLOでも、出たポジションでしっかり頑張りたいので、応援よろしく
お願いします。」
■自信に裏打ちされた思い切りのよさを発揮・WTB飯山竜太(2年)
「今、2年生ですが、上級生になっていく中で、チームを引っ張る力が必要になって
くると思いますし、対抗戦に出るという経験を通して、下級生たちのいい見本になれ
たらと思って、試合に臨みました。ただ、緊張もあって、試合前のことは実はよく覚
えていないんです(笑)。もともとは左WTBが得意なのですが、今日は右WTBでの出場
で、そこでの対応力を身に付けなければいけないというのが、今日の課題として出ま
した。惜しいシーンはありましたが、自分の強みの部分を出し切れなかったのも反省
点です。自分の中では夏合宿がターニングポイントになりました。何か一つ、成長で
きたといいますか、何かが吹っ切れた感じがありました。それまでは自分の強みと
か、何をすべきかがよくわかっていなくて、いろいろなことに手を出し、すべてが中
途半端な状態でした。でも、夏合宿ではWTBとして、早稲田大学さん相手に強いプ
レーができたことで、何かが吹っ切れました。今日はテストという意味合いが強かっ
たと思っていますが、次戦も出る機会があれば、しっかりボールをもらって、少しで
も前へ前へと進んで行きたいと思います。」
《PICK UP PLAYERS》
夏合宿を経て、新たなポジションで大きく成長
CTB 山崎雄希(4年)
YAMASAKI YUKI
1992年7月10日生まれ
医療技術学部スポーツ医療学科
長崎北陽台高校出身
身長183cm/体重89kg
■対抗戦初出場初先発でしたが、試合前はどんな気持ちで臨んだのでしょうか。
「チームのみんなのためにも、思い切り行こうと意識して臨みました。ディフェンス
でもアタックでも、相手にプレッシャーをかけられるように、ドミネートを意識して
取り組みました。」
■実際に戦ってみて、どうだったでしょうか。
「よかった部分もありましたが、受け身になって乗っかられたり、タックルに負けて
押し返されたりしたところがあったので、もっとしっかり強さを出していかなければ
と思いました。」
■いいトライもありました。
「ありがとうございます。岩出監督からゲーム前『思い切りやろう』と言われ、それ
で緊張が解けて、思い切ってやることができました。その思い切りがトライにつな
がったと思います。」
■もともとSOをやっていて、今日はCTB。しかも、インサイドとアウトサイドが変
わっています。ポジションが変わることについてはどう考えていますか。
「ポジションが変わることでの戸惑いとか、違和感はないですね。SOとCTBは近くて
似ていますし、インサイドもアウトサイドもCTBどうしのコミュニケーションはそれ
ほど変わらないですし。ディフェンスではWTBとのコミュニケーションの部分で違い
はありますが、そのくらいですね。」
■夏合宿を経て、山崎選手自身、あるいはチームとして、何か変わった部分はありま
すか。
「4年生の力をもっと出していこうという話はしました。自分もリーダーシップを
とってやっていこうと思いました。合宿からCTBをやるようになったのですが、そこ
で自分の弱さといいますか、ダイナミックさに欠ける部分があったので、そこを課題
として取り組みました。あとは、ラグビーでも私生活でも、頭を使ってやろうという
意識が高まりました。ここはみんなが共有しているところなので、チームとしても変
わってきていると思います。」
■次戦に向けての意気込みをお願いします。
「次も思い切りよく、本気で戦っていきたいです。」
対抗戦初出場が意外なほどチームにフィットしているように見えたが、本人は試合前
からかなり緊張していたようだ。その緊張も、岩出監督からの「思い切りやろう」の
一言で吹っ切れたと語る。その「思い切り」はゲームで随所に見られ、最後の最後に
はトライという結果にもつながり、ゴールキックも決めた。ミスもあったというが、
思い切って積極的に行った結果なので、成長につながるいい反省ができるはずだ。
CTBに本格的に取り組んだのは夏合宿からだが、この試合を見る限り、何の違和感も
ない。帝京の強さのカギとも言える「4年力」への意識も高い。シーズンに入って、
大きな戦力がまた一つ、芽吹き始めた。
《COLUMN》
――今年の帝京の戦い方の「変化」について――
「帝京の今年の戦い方に変化はあるのか」という質問を受けることがあります。ただ
し、多くの場合、このやりとりはあまりうまく噛み合わないまま終わります。質問す
る人が抱く「変化」と、実際にプレーする選手たちが感じる「変化」とで、意味する
ところが違っているからです。
質問者が期待する「変化」は例えば「今年はBKのチーム」とか「FWの強さで勝負す
る」とか「キックを中心に組み立てていく」というような、強みの中心がAからBへ変
化することをイメージしているようです。
対して、実際にプレーしている選手たちに聞いてみると、少し違った答えになって
返ってきます。特に夏合宿を経ての変化について聞いてみると、必ず返ってくる答え
は「頭を使うようになった」「みんなが頭を使って、動けるようになった」というも
のです。
やや抽象的ですが、具体的にはどういうことかと尋ねると、その中身がもう少しだけ
見えてきます。
SO松田はこう言います。
「例えば自分たちの戦っている位置、エリアを考えて、なるべく敵陣でプレーすると
いう点は常に意識していますし、プレーでプレシャーをかけることも大事ですが、エ
リアでもプレッシャーをかけられるというイメージをみんなもっていると思います。
BKだけとか、HB団だけという理解ではなく、FWも含めて全員が共通理解としてもって
いるので、意思統一の部分では取れていると思います。」
また、この日、CTBに入った山崎はこう言います。
「頭を使って、前を見てアタックできるようにということは意識しています。」
SH流はこう言います。
「しっかり前を見てオプションを探すことをテーマにやったのですが、そこはうまく
機能してよかったと思います。」
山崎と流のコメントは非常によく似ています。キーワードは「前を見て」です。つま
り、「相手の状況を見て、最善の選択肢を全員が一瞬で選び出して、動く」というこ
とでしょう。状況を見て判断する、しかも全員が一瞬で同じ答えを出すということで
す。
松田のコメントも実は「状況に応じて判断する」ことを意味しています。自陣という
状況なら(もちろん他のさまざまな状況とも照らし合わせながらですが)エリアを取
る選択をしよう、位置によってはまた別の選択肢も考慮しよう、ということになりま
す。
例えば、決め事として「こういう場面ではこうしよう」と決めてプレーするのと、
「状況に応じて判断しよう」といってプレーするのとでは、チームとして大きな「変
化」が生まれたと言えるでしょう。しかし、「BK中心なのか」「FW中心なのか」
「キックを多用するのか」といった「変化」をイメージしてしまうと、この今年の帝
京の「変化」はわかりづらいかもしれません。
同じようなプレーをするにしても、決め事としてやっているのか、状況判断の結果と
して全員で選択したプレーなのかでは、そこには大きな違いがあります。
まだまだ成長途上ゆえ、ミスも出てしまうことでしょう。ただ、現象としてミスが出
たとしても、それがいわゆる凡ミスなのか、それとも高い次元での状況判断にチャレ
ンジしてのミスなのかでは、ここにも大きな違いがあるはずです。
そういう意味では、私たちファンの見る目も「変化」していく必要があるのかもしれ
ません。
《THE NEW FACE》
ニューフェースたちの声を紹介します。
LO 小川 正志(1年)
長崎北陽台高校出身
身長184cm/体重83kg
「僕はラインアウトでのキャッチと、フィールドでの運動量が自分の持ち味だと思っ
ています。身長とスピードを活かしたプレーをさらに強みにしていきたいです。た
だ、身長のわりに体重が軽いので、ウエイトを増やすことと、ウエイトトレーニング
で力をつけることを課題として取り組んでいます。3年生に兄(小川一真)がいます
が、時々、兄の部屋に行って、ラグビーの話をすることもあります。帝京大学に入学
して、ラグビーだけでなく、寮生活や学生生活など、いろいろな場面で勉強すること
がたくさんあるので、この4年間ではラグビーでの活躍はもちろん、卒業後も社会で
活躍できるような、みんなに信頼されるような人物になっていきたいと思います。」
SO・CTB 西宮将人(1年)
摂津高校出身
身長176cm/体重83kg
「BKラインでしっかり前に仕掛けていけるところが、自分のアピールポイントです。
CTBをやらせていただくようになったのは最近で、まだ慣れないところもあるのです
が、自分の持ち味は前にがつがつ行けるところだと思っているので、CTBにも早く慣
れて、強みを出していきたいです。課題はスタミナで、アジリティのメニューなどが
遅かったりするので、その部分に力を入れているのと、もっと体を大きくしないと上
のチームでは通用しないと思っているので、ウエイトトレーニングには力を入れてい
ます。上のチームで活躍できるように、日々の練習を誠実に取り組んで、赤いファー
ストジャージを着られるように頑張っていきたいと思います。」
《NEXT MATCH》
関東大学対抗戦A・第3戦
対明治学院大学戦(http://www.mgurfc.com/)
10月5日(日) 百草グラウンド
14時キックオフ
過去の対戦成績:関東大学対抗戦6試合6勝0敗(全国大学選手権での対戦はなし)
[明治学院大学の直近5戦]
8月21日 ●12-35朝日大学(夏期練習試合)
8月22日 ●22-33関東学院大学(夏期練習試合)
8月24日 ○62-7東北学院大学(夏期練習試合)
9月15日 ●3-68慶應義塾大学(関東大学対抗戦A)
9月21日 ●0-104早稲田大学(関東大学対抗戦A)
(文/木村俊太・写真/志賀由佳)
練習していきます。今日はとにかく感覚をつかむことに集中しましたが、今後は坂手
や前田らにスクラムの細かい技術をよく聞いて、頑張って磨いていこうと思います。
次戦では、HOでもLOでも、出たポジションでしっかり頑張りたいので、応援よろしく
お願いします。」
■自信に裏打ちされた思い切りのよさを発揮・WTB飯山竜太(2年)
「今、2年生ですが、上級生になっていく中で、チームを引っ張る力が必要になって
くると思いますし、対抗戦に出るという経験を通して、下級生たちのいい見本になれ
たらと思って、試合に臨みました。ただ、緊張もあって、試合前のことは実はよく覚
えていないんです(笑)。もともとは左WTBが得意なのですが、今日は右WTBでの出場
で、そこでの対応力を身に付けなければいけないというのが、今日の課題として出ま
した。惜しいシーンはありましたが、自分の強みの部分を出し切れなかったのも反省
点です。自分の中では夏合宿がターニングポイントになりました。何か一つ、成長で
きたといいますか、何かが吹っ切れた感じがありました。それまでは自分の強みと
か、何をすべきかがよくわかっていなくて、いろいろなことに手を出し、すべてが中
途半端な状態でした。でも、夏合宿ではWTBとして、早稲田大学さん相手に強いプ
レーができたことで、何かが吹っ切れました。今日はテストという意味合いが強かっ
たと思っていますが、次戦も出る機会があれば、しっかりボールをもらって、少しで
も前へ前へと進んで行きたいと思います。」
《PICK UP PLAYERS》
夏合宿を経て、新たなポジションで大きく成長
CTB 山崎雄希(4年)
YAMASAKI YUKI
1992年7月10日生まれ
医療技術学部スポーツ医療学科
長崎北陽台高校出身
身長183cm/体重89kg
■対抗戦初出場初先発でしたが、試合前はどんな気持ちで臨んだのでしょうか。
「チームのみんなのためにも、思い切り行こうと意識して臨みました。ディフェンス
でもアタックでも、相手にプレッシャーをかけられるように、ドミネートを意識して
取り組みました。」
■実際に戦ってみて、どうだったでしょうか。
「よかった部分もありましたが、受け身になって乗っかられたり、タックルに負けて
押し返されたりしたところがあったので、もっとしっかり強さを出していかなければ
と思いました。」
■いいトライもありました。
「ありがとうございます。岩出監督からゲーム前『思い切りやろう』と言われ、それ
で緊張が解けて、思い切ってやることができました。その思い切りがトライにつな
がったと思います。」
■もともとSOをやっていて、今日はCTB。しかも、インサイドとアウトサイドが変
わっています。ポジションが変わることについてはどう考えていますか。
「ポジションが変わることでの戸惑いとか、違和感はないですね。SOとCTBは近くて
似ていますし、インサイドもアウトサイドもCTBどうしのコミュニケーションはそれ
ほど変わらないですし。ディフェンスではWTBとのコミュニケーションの部分で違い
はありますが、そのくらいですね。」
■夏合宿を経て、山崎選手自身、あるいはチームとして、何か変わった部分はありま
すか。
「4年生の力をもっと出していこうという話はしました。自分もリーダーシップを
とってやっていこうと思いました。合宿からCTBをやるようになったのですが、そこ
で自分の弱さといいますか、ダイナミックさに欠ける部分があったので、そこを課題
として取り組みました。あとは、ラグビーでも私生活でも、頭を使ってやろうという
意識が高まりました。ここはみんなが共有しているところなので、チームとしても変
わってきていると思います。」
■次戦に向けての意気込みをお願いします。
「次も思い切りよく、本気で戦っていきたいです。」
対抗戦初出場が意外なほどチームにフィットしているように見えたが、本人は試合前
からかなり緊張していたようだ。その緊張も、岩出監督からの「思い切りやろう」の
一言で吹っ切れたと語る。その「思い切り」はゲームで随所に見られ、最後の最後に
はトライという結果にもつながり、ゴールキックも決めた。ミスもあったというが、
思い切って積極的に行った結果なので、成長につながるいい反省ができるはずだ。
CTBに本格的に取り組んだのは夏合宿からだが、この試合を見る限り、何の違和感も
ない。帝京の強さのカギとも言える「4年力」への意識も高い。シーズンに入って、
大きな戦力がまた一つ、芽吹き始めた。
《COLUMN》
――今年の帝京の戦い方の「変化」について――
「帝京の今年の戦い方に変化はあるのか」という質問を受けることがあります。ただ
し、多くの場合、このやりとりはあまりうまく噛み合わないまま終わります。質問す
る人が抱く「変化」と、実際にプレーする選手たちが感じる「変化」とで、意味する
ところが違っているからです。
質問者が期待する「変化」は例えば「今年はBKのチーム」とか「FWの強さで勝負す
る」とか「キックを中心に組み立てていく」というような、強みの中心がAからBへ変
化することをイメージしているようです。
対して、実際にプレーしている選手たちに聞いてみると、少し違った答えになって
返ってきます。特に夏合宿を経ての変化について聞いてみると、必ず返ってくる答え
は「頭を使うようになった」「みんなが頭を使って、動けるようになった」というも
のです。
やや抽象的ですが、具体的にはどういうことかと尋ねると、その中身がもう少しだけ
見えてきます。
SO松田はこう言います。
「例えば自分たちの戦っている位置、エリアを考えて、なるべく敵陣でプレーすると
いう点は常に意識していますし、プレーでプレシャーをかけることも大事ですが、エ
リアでもプレッシャーをかけられるというイメージをみんなもっていると思います。
BKだけとか、HB団だけという理解ではなく、FWも含めて全員が共通理解としてもって
いるので、意思統一の部分では取れていると思います。」
また、この日、CTBに入った山崎はこう言います。
「頭を使って、前を見てアタックできるようにということは意識しています。」
SH流はこう言います。
「しっかり前を見てオプションを探すことをテーマにやったのですが、そこはうまく
機能してよかったと思います。」
山崎と流のコメントは非常によく似ています。キーワードは「前を見て」です。つま
り、「相手の状況を見て、最善の選択肢を全員が一瞬で選び出して、動く」というこ
とでしょう。状況を見て判断する、しかも全員が一瞬で同じ答えを出すということで
す。
松田のコメントも実は「状況に応じて判断する」ことを意味しています。自陣という
状況なら(もちろん他のさまざまな状況とも照らし合わせながらですが)エリアを取
る選択をしよう、位置によってはまた別の選択肢も考慮しよう、ということになりま
す。
例えば、決め事として「こういう場面ではこうしよう」と決めてプレーするのと、
「状況に応じて判断しよう」といってプレーするのとでは、チームとして大きな「変
化」が生まれたと言えるでしょう。しかし、「BK中心なのか」「FW中心なのか」
「キックを多用するのか」といった「変化」をイメージしてしまうと、この今年の帝
京の「変化」はわかりづらいかもしれません。
同じようなプレーをするにしても、決め事としてやっているのか、状況判断の結果と
して全員で選択したプレーなのかでは、そこには大きな違いがあります。
まだまだ成長途上ゆえ、ミスも出てしまうことでしょう。ただ、現象としてミスが出
たとしても、それがいわゆる凡ミスなのか、それとも高い次元での状況判断にチャレ
ンジしてのミスなのかでは、ここにも大きな違いがあるはずです。
そういう意味では、私たちファンの見る目も「変化」していく必要があるのかもしれ
ません。
《THE NEW FACE》
ニューフェースたちの声を紹介します。
LO 小川 正志(1年)
長崎北陽台高校出身
身長184cm/体重83kg
「僕はラインアウトでのキャッチと、フィールドでの運動量が自分の持ち味だと思っ
ています。身長とスピードを活かしたプレーをさらに強みにしていきたいです。た
だ、身長のわりに体重が軽いので、ウエイトを増やすことと、ウエイトトレーニング
で力をつけることを課題として取り組んでいます。3年生に兄(小川一真)がいます
が、時々、兄の部屋に行って、ラグビーの話をすることもあります。帝京大学に入学
して、ラグビーだけでなく、寮生活や学生生活など、いろいろな場面で勉強すること
がたくさんあるので、この4年間ではラグビーでの活躍はもちろん、卒業後も社会で
活躍できるような、みんなに信頼されるような人物になっていきたいと思います。」
SO・CTB 西宮将人(1年)
摂津高校出身
身長176cm/体重83kg
「BKラインでしっかり前に仕掛けていけるところが、自分のアピールポイントです。
CTBをやらせていただくようになったのは最近で、まだ慣れないところもあるのです
が、自分の持ち味は前にがつがつ行けるところだと思っているので、CTBにも早く慣
れて、強みを出していきたいです。課題はスタミナで、アジリティのメニューなどが
遅かったりするので、その部分に力を入れているのと、もっと体を大きくしないと上
のチームでは通用しないと思っているので、ウエイトトレーニングには力を入れてい
ます。上のチームで活躍できるように、日々の練習を誠実に取り組んで、赤いファー
ストジャージを着られるように頑張っていきたいと思います。」
《NEXT MATCH》
関東大学対抗戦A・第3戦
対明治学院大学戦(http://www.mgurfc.com/)
10月5日(日) 百草グラウンド
14時キックオフ
過去の対戦成績:関東大学対抗戦6試合6勝0敗(全国大学選手権での対戦はなし)
[明治学院大学の直近5戦]
8月21日 ●12-35朝日大学(夏期練習試合)
8月22日 ●22-33関東学院大学(夏期練習試合)
8月24日 ○62-7東北学院大学(夏期練習試合)
9月15日 ●3-68慶應義塾大学(関東大学対抗戦A)
9月21日 ●0-104早稲田大学(関東大学対抗戦A)
(文/木村俊太・写真/志賀由佳)
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