REPORT
レポート
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第51回全国大学ラグビー選手権大会・ファイナルステージ準決勝 慶應義塾大学戦
2015/01/03
1月2日(金)・秩父宮ラグビー場
○帝京大学53-10慶應義塾大学●
《帝京大学》
[FW]
(1)森川⇒徳永(2)町野⇒飯野(3)深村⇒浅堀(4)金(
姫野(6)イラウア(7)杉永(8)河口
[BK]
(9)流(10)松田(11)磯田(12)金田⇒濱野(13)
⇒亀井
《慶應義塾大学》※先発のみ
[FW]
(1)青木(2)神谷(3)吉田(4)小山田(5)白子(6)
[BK]
(9)宮澤(10)石橋(11)服部(12)川原(13)田畑(
【前半】【得点経過】
【14分】帝5-0慶
相手のキックをWTB磯田がキャッチ。FB重にパスし、
なり、SH流-SO松田と渡り、松田が仕掛けて大きく前進。
CTB金田へパスし、金田が抜け出してトライ。
【17分】帝5-3慶
PGを決められる。
【22分】帝12-3慶
相手のペナルティでスクラムを選択。スクラムを押し切って、
ゴール成功。
【28分】帝19-3慶
ラインアウトから連続攻撃。ラックからSH流-CTB金田-
出してトライ。ゴール成功。
【31分】帝19-10慶
連続で攻められトライを奪われる。
【36分】帝26-10慶
ラインアウトからモールを押し込む。SH流が持ち出し前進。
続攻撃。SH流から、走り込んだCTB金田へとパス。
成功。
【後半】【得点経過】
【15分】帝31-10慶
FB重のクイックスローインを受けたWTB尾崎が大きく前進。
け、SO松田にパスし、松田が抜け出してトライ。
【27分】帝36-10慶
ラックでターンオーバー。SH流が拾って大きく前進。
磯田にパスし、磯田が抜け出してトライ。
【29分】帝41-10慶
キックオフのボールをFLイラウアがキャッチし、前進。
のまま走り切ってトライ。
【33分】帝48-10慶
ラックでターンオーバー。SH流が前方へゴロキック。
り切ってトライ。ゴール成功。
【38分】帝53-10慶
ラインアウトから連続攻撃。FL杉永、No8河口が前進。
濱野と渡り、濱野が抜け出してトライ。
《BRIEF REVIEW》
大学選手権ファイナルステージ準決勝の相手は、
りと勝ち切って、決勝戦へといい形で進みたい。前半、
クラムでやや劣勢となるも、
と、その後は徐々にペースを取り戻していく。
はCTB金田を起点にトライを奪い、26-
ダウンで激しさを見せ、ターンオーバーも増える。
直ぐ走り切ってトライを奪い、
る。攻められる時間帯もあるものの、
イド。帝京が7年連続で大学選手権決勝へと駒を進め、
《AFTER MATCH SAY》
■岩出雅之監督
「まずは、勝利を得て、
今日は慶應大学さんのブレイクダウン、
た。
今日の慶應大学さんの迫力、
思います。決勝戦では、今シーズン通してやってきた、
すべて出し切ってほしいと思っています
■キャプテン・SH流大(4年)
「今日の試合でしっかりと勝利し、
うれし
厳しさ、
プレーできた場面も多く、結果としてスコアを広げることができました。スクラム、
細かいミスをなくすことなど修正点も多々ありましたので、このスコアに満足することなく、
分まで、1月10日はしっかり戦いたいと思います。」
■決勝戦ではスクラムを修正して、圧倒することを誓う・
「前半は終始、
ありました。
行けたこと、
スクラムに関しては、
圧倒できるようにしたいです。やっと決勝のステージまで来ましたので、
すべて出し切れるように、この一週間、
■スピードと反応のよさで2トライを奪取・WTB磯田泰成(
「今日は自分たちが去年一年間やってきたことを、
思ってゲームに臨
ポイントもありましたので、
次の試合で最後になりますが、
精一杯、頑張りたいと思います。」
■後半にセットプレーを安定させた・HO前田篤志(4年)
「
スクラムのコントロールのところが
修正することができたのでよかったです。前半、
だろうと思って見ていましたし、
入って出場するチャンスがあれば、
プレーし、
《PICK UP PLAYERS》
支えてくれたすべての人に感謝
CTB 権裕人(4年)
KWON YUIN
1992年4月9日生まれ
医療技術学部スポーツ医療学科
大阪朝鮮高級学校出身
182cm/95kg
■およそ1年ぶりの公式戦出場となりましたが、
どのような感触がありましたか。
「何か、ふわふわした感じがありました。『落ち着かないと』
多かったですし、『裕人!』
■プレーしてみて、どうでしたか。
「プレーについては、もう50%以下。
■足を痛そうにするシーンがありましたが、大丈夫ですか。
「相手の膝が太ももの横に入っただけなので大丈夫です(笑)。
すばらしかったですね。
■ケガの治療中、あせりなどはありませんでしたか。
「正直、あせりもありましたし、諦めかけたときもありました。
けっこうあって、
さっている方々を
■岩出監督は「チームの信頼がなければ使いません」
チームに対して、
「いえ。普通のことを普通にやっていただけだと思います。
声を掛けたかもしれません。
休むことになった仲間に『僕なんか1年出ていないんだぞ。
声を掛けたりはしましたね。」
■では、次戦に向けて、意気込みをお願いします。
「チームの仲間、監督、コーチ、スタッフ、ファン、家族……
支えてくれた方々全員に感謝です。
足の疲労骨折を繰り返し、約1年ぶりの復帰戦となった。
岩出監督が精密検査前に足に「氣」
なかなか付かなかった骨折部分が見事に付いていたという
「
感謝の言葉を述べている。
《COLUMN》
――尊敬のジャージ――
ラグビーの試合で、
しかし、岩出監督はこうおっしゃいます。
「ジャージを着られるのは23人ですが、もう一つ、
ものがあり、
この「尊敬のジャージ」をどれだけ多くの人が着られるか。
とっては、「
という
もらうためにも自分がやるべきことをや
そして、
「尊敬のジャージ」について、
「新チームになったとき、『
話をして、僕たちの学年はスタートしました。これまで、
4年生たちに支えてもらっています。
僕らAチームへのサポートもそうですし、
ているかどうかは他の人が判断することな
ことで、
では、尊敬のジャージを着るべく頑張っている、
もって取り組んでいるの
キャプテンを務め、
橋本はこう語ります。
「大学選手権が進む中、出場できるメンバーは固定されてきます。
ことがわかってくるわけですが、
見つけ
ファーストジャージを着る機会をいただき、
対しても、自分たちが一生懸命やっている姿というものが一番響くと思うので、走り込む姿とか、
出られない仲間が頑張っている姿を見て、
いくための高い基準になろうという
服部はこう言います。
「『4年生試合』は、
思いと、4年生が下級生にその姿を見せられるように、
を全部出そうという試合になりました。
については、僕自身は、自分が下級生だった時の上級生を見て、
ありました。主務というのは、
もらうのが仕事です。
あるのですが、周りをよく見て、
という思いでやっています。」こうした思いはメンバーたちにも届いています。
果たした権裕人は『4年生試合』
「ウォーター係をやらせていただきましたが、
努力、
プレーにもつながりましたし、僕だけではなく、
エネルギーになっていると思います。」
グラウンド内でもグラウンド外でも全力で取り組む姿勢は、
さあ、いよいよ大学選手権決勝戦を迎えます。この「
はずです。
分かち合いましょう。
《NEXT MATCH》
第51回全国大学ラグビー選手権大会・ファイナルステージ決勝
対筑波大学戦(http://club.taiiku.
1月10日(土) 味の素スタジアム
14時半キックオフ
過去の対戦成績:関東大学対抗戦21勝13敗(
[筑波大学の直近5戦]
12月7日 ○55-0青山学院大学(関東大学対抗戦A)
12月14日 ○44-22大東文化大学(大学選手権セカンドステージ)
12月21日 ○60-12関西学院大学(大学選手権セカンドステージ)
12月27日 ○43-7明治大学(大学選手権セカンドステージ)
1月2日 ○17-16東海大学(大学選手権ファイナルステージ準決勝)
(文/木村俊太・写真/志賀由佳)
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