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2020/1/2【 第57回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 準決勝 】vs早稲田大学 奥村翔・近藤芽吹インタビュー
2021/01/10
【 第57回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 準決勝 早稲田大学戦 奥村翔・近藤芽吹インタビュー】
■ゲームキャプテン・FB奥村翔(4年)
「自分たちに足りないところがあって、この結果となってしまいました。ただ、力を出し切った結果ですし、練習してきたブレイクダウンのところは、自分たちはしっかり出し切ったと思っているので、悔いはないです。最後、6点差に詰め寄るゴールキックの場面は、いつも通り蹴ろうと思って蹴りましたが、入らなければ8点差で厳しくなるのもわかっていましたので、絶対に決めようと思って蹴りました。今シーズンはコロナ禍もあり、春シーズンがあったらもっとチームも早くにまとまっていたのかなという思いもあります。ですが、そんな中、多くの試合でゲームキャプテンをさせていただき、優勝を経験させていただいている代としてチームに何かを残せたらと思ってやってきました。最後まで手を抜かないでやり切る姿を見せることはできたと思っているので、そこでは何を残せたかなと思っています。
この4年間を振り返ると、特にチームメイトとどのように接していくのがよいのかということについて、とても学ばせていただいたと感じています。監督・コーチの方々が、チームを引っ張る立場に自分を置いてくださったからこそ、そうした学び・成長を得ることができたと思うので、とても感謝しています。
後輩たちには今年できなかった優勝をぜひしてほしいです。僕たちが残した何かを感じ取って、来年、再来年へとつなげていってほしいと思います。」
■うまくいかないときこそ自分を高めるチャンス・PR近藤芽吹(4年)
「試合前にチームとしてやろうとしていたこと、特にブレイクダウンとタックルで甘さが出てしまった結果と感じています。自分自身としてもチームとしても、ペナルティを取られるなどの甘さが、結果につながってしまいました。ただ、今シーズン、FWとしてスクラムにこだわってやってきて、スクラムでペナルティ・トライが取れたのはとてもよかったと思っています。最後のゴール前でペナルティを得た場面では、FW内でもスクラムかラインアウトか、両方の意見がありました。時間を考えれば、結果的にはスクラムという選択は正解ではなかったのかもしれません。ただ、最初にペナルティをもらった時点ではまだまだ時間はありましたし、絶対に押せるという気持ちもありました。さらに、No8の安田が『スクラムで行こうや。PR、行けるよな』と言って意見をまとめてくれて、そこで自分たちPRが信頼されているとわかり、ずっとスクラムにこだわってやってきたことが報われた気持ちにはなりました。プレー中は必死でしたが、いま振り返るととてもうれしいです。
今シーズンはコロナがあり、チームとしてもいろいろなことがありました。一時解散の時期を経て、意見のぶつかり合いもあり、4年生の間でチームについて激しく言い合うことも、実はありました。それまでとても仲のいい学年だったので、激しく言い合うことなどほとんどありませんでした。コロナによる一時解散の時期があったからこそ、本当に腹を割って本音で意見をぶつけ合うことができたと思います。2か月前後、活動ができなかったのは、フィジカル面やプレーの面では大きなマイナスでしたが、この意見のぶつけ合いがあったからこそ、シーズン後半にチームは大きく成長できたと思っています。4年生としての在り方について話し合う機会をもらって、自分もチームも成長できました。
自分のこの4年間を振り返ると、ケガも多く、けっして順調とは言えませんでしたが、多くの方々の支援で今シーズンはすべての試合に出場することができました。感謝の気持ちでいっぱいです。後輩たちも4年間ずっと楽しいとか、すべてうまくいくなんてことはないだろうと思います。苦しかったり、つらかったり、厳しかったり、悩んだりといった時間の方が長いでしょう。そんなときに、どう自分の気持ちを作って、前向きに進んで行けるか。自分はこの4年間で学ばせていただいたことで最も大事なことはその部分だったと思っているので、後輩たちにもうまくいかないときや悩んでいるときこそ、自分を高めるチャンスだということを伝えたいと思っています。」
■ゲームキャプテン・FB奥村翔(4年)
「自分たちに足りないところがあって、この結果となってしまいました。ただ、力を出し切った結果ですし、練習してきたブレイクダウンのところは、自分たちはしっかり出し切ったと思っているので、悔いはないです。最後、6点差に詰め寄るゴールキックの場面は、いつも通り蹴ろうと思って蹴りましたが、入らなければ8点差で厳しくなるのもわかっていましたので、絶対に決めようと思って蹴りました。今シーズンはコロナ禍もあり、春シーズンがあったらもっとチームも早くにまとまっていたのかなという思いもあります。ですが、そんな中、多くの試合でゲームキャプテンをさせていただき、優勝を経験させていただいている代としてチームに何かを残せたらと思ってやってきました。最後まで手を抜かないでやり切る姿を見せることはできたと思っているので、そこでは何を残せたかなと思っています。
この4年間を振り返ると、特にチームメイトとどのように接していくのがよいのかということについて、とても学ばせていただいたと感じています。監督・コーチの方々が、チームを引っ張る立場に自分を置いてくださったからこそ、そうした学び・成長を得ることができたと思うので、とても感謝しています。
後輩たちには今年できなかった優勝をぜひしてほしいです。僕たちが残した何かを感じ取って、来年、再来年へとつなげていってほしいと思います。」
■うまくいかないときこそ自分を高めるチャンス・PR近藤芽吹(4年)
「試合前にチームとしてやろうとしていたこと、特にブレイクダウンとタックルで甘さが出てしまった結果と感じています。自分自身としてもチームとしても、ペナルティを取られるなどの甘さが、結果につながってしまいました。ただ、今シーズン、FWとしてスクラムにこだわってやってきて、スクラムでペナルティ・トライが取れたのはとてもよかったと思っています。最後のゴール前でペナルティを得た場面では、FW内でもスクラムかラインアウトか、両方の意見がありました。時間を考えれば、結果的にはスクラムという選択は正解ではなかったのかもしれません。ただ、最初にペナルティをもらった時点ではまだまだ時間はありましたし、絶対に押せるという気持ちもありました。さらに、No8の安田が『スクラムで行こうや。PR、行けるよな』と言って意見をまとめてくれて、そこで自分たちPRが信頼されているとわかり、ずっとスクラムにこだわってやってきたことが報われた気持ちにはなりました。プレー中は必死でしたが、いま振り返るととてもうれしいです。
今シーズンはコロナがあり、チームとしてもいろいろなことがありました。一時解散の時期を経て、意見のぶつかり合いもあり、4年生の間でチームについて激しく言い合うことも、実はありました。それまでとても仲のいい学年だったので、激しく言い合うことなどほとんどありませんでした。コロナによる一時解散の時期があったからこそ、本当に腹を割って本音で意見をぶつけ合うことができたと思います。2か月前後、活動ができなかったのは、フィジカル面やプレーの面では大きなマイナスでしたが、この意見のぶつけ合いがあったからこそ、シーズン後半にチームは大きく成長できたと思っています。4年生としての在り方について話し合う機会をもらって、自分もチームも成長できました。
自分のこの4年間を振り返ると、ケガも多く、けっして順調とは言えませんでしたが、多くの方々の支援で今シーズンはすべての試合に出場することができました。感謝の気持ちでいっぱいです。後輩たちも4年間ずっと楽しいとか、すべてうまくいくなんてことはないだろうと思います。苦しかったり、つらかったり、厳しかったり、悩んだりといった時間の方が長いでしょう。そんなときに、どう自分の気持ちを作って、前向きに進んで行けるか。自分はこの4年間で学ばせていただいたことで最も大事なことはその部分だったと思っているので、後輩たちにもうまくいかないときや悩んでいるときこそ、自分を高めるチャンスだということを伝えたいと思っています。」
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