SPECIAL
スペシャル
SPECIAL
スペシャル
2021/06/27【 練習試合 】vs東海大学A マッチレポート
2021/06/29
《BRIEF REVIEW》
昨年度の大学選手権準々決勝で戦い、接戦の末、勝利した東海大学との練習試合。春シーズンの締めくくりとして、これまでやってきたことを出し切りたいところだ。
だが、試合開始直後、相手の圧力に対してやや受け身になってしまう。No8奥井がいい形で抜け出すが、サポートの遅れから反則を取られ、逆にピンチになる。3分、ラインアウトからモールを押し込まれて、先制点を許した(0-5)。8分にもラインアウトから攻められ、トライを奪われる(0-12)。
しかし、ここから帝京が立て直す。10分、激しいタックルで相手ボールをターンオーバーし、展開。WTB高本とむが前方にキックし、No8奥井がインゴールで押さえてトライを奪う(7-12)。
さらに、力強い相手の攻撃に対しても、帝京のタックルがしっかりと決まるようになる。受け身だったディフェンスが攻撃的になり、チャンスが増える。ただ、スクラムでは押されるシーンが見られ、ラインアウトも乱れる場面があった。
それでも、29分にはラインアウトからモールを押し込み、PR西野がトライ。CTB高本幹也のゴールも決まり、逆転する(14-12)。
33分には、ラインアウトが乱れるものの、CTB松山がうまく拾って、走り切ってトライを奪い(21-12)、前半終了間際の42分には、ラインアウトから展開し、CTB戒田-WTB高本とむと渡り、高本とむが抜け出し、トライ。28-12で前半を折り返した。
後半も帝京の積極的に前に出るディフェンスが機能する。強烈なタックルで相手の攻撃を止め、ミスを誘う。
しかし、9分、ペナルティでピンチを背負う。ラインアウトからモールを押し込まれて、トライを奪われてしまう(28-17)。
17分には、逆に帝京がラインアウトからモールを押し込み、No8奥井がトライ(35-17)。
このあたりまでは、帝京が力強いディフェンスを見せていたが、後半残り20分あたりから、相手の圧力にやや受け身の姿勢が見られるようになる。22分には、キックチャージから攻められ、トライを奪われる(35-24)。27分には、スクラムを押されてペナルティとなり、ラインアウトから攻められてトライを許してしまう(35-31)。
終了間際の時間帯にスクラムでの反則の繰り返しを取られPRがシンビンとなってしまい、一人少ない厳しい状況に立たされるが、そんな厳しさをも楽しむかのように帝京は激しいディフェンスを繰り出していく。前に出るタックルが復活し、相手のノックオンを誘う。最後まで攻撃的なディフェンスで凌ぎ切り、奪ったボールをCTB高本幹也がタッチに蹴り出し、ノーサイド。35-31で帝京が厳しい接戦を制した。
(文・木村俊太/写真・川本聖哉)
昨年度の大学選手権準々決勝で戦い、接戦の末、勝利した東海大学との練習試合。春シーズンの締めくくりとして、これまでやってきたことを出し切りたいところだ。
だが、試合開始直後、相手の圧力に対してやや受け身になってしまう。No8奥井がいい形で抜け出すが、サポートの遅れから反則を取られ、逆にピンチになる。3分、ラインアウトからモールを押し込まれて、先制点を許した(0-5)。8分にもラインアウトから攻められ、トライを奪われる(0-12)。
しかし、ここから帝京が立て直す。10分、激しいタックルで相手ボールをターンオーバーし、展開。WTB高本とむが前方にキックし、No8奥井がインゴールで押さえてトライを奪う(7-12)。
さらに、力強い相手の攻撃に対しても、帝京のタックルがしっかりと決まるようになる。受け身だったディフェンスが攻撃的になり、チャンスが増える。ただ、スクラムでは押されるシーンが見られ、ラインアウトも乱れる場面があった。
それでも、29分にはラインアウトからモールを押し込み、PR西野がトライ。CTB高本幹也のゴールも決まり、逆転する(14-12)。
33分には、ラインアウトが乱れるものの、CTB松山がうまく拾って、走り切ってトライを奪い(21-12)、前半終了間際の42分には、ラインアウトから展開し、CTB戒田-WTB高本とむと渡り、高本とむが抜け出し、トライ。28-12で前半を折り返した。
後半も帝京の積極的に前に出るディフェンスが機能する。強烈なタックルで相手の攻撃を止め、ミスを誘う。
しかし、9分、ペナルティでピンチを背負う。ラインアウトからモールを押し込まれて、トライを奪われてしまう(28-17)。
17分には、逆に帝京がラインアウトからモールを押し込み、No8奥井がトライ(35-17)。
このあたりまでは、帝京が力強いディフェンスを見せていたが、後半残り20分あたりから、相手の圧力にやや受け身の姿勢が見られるようになる。22分には、キックチャージから攻められ、トライを奪われる(35-24)。27分には、スクラムを押されてペナルティとなり、ラインアウトから攻められてトライを許してしまう(35-31)。
終了間際の時間帯にスクラムでの反則の繰り返しを取られPRがシンビンとなってしまい、一人少ない厳しい状況に立たされるが、そんな厳しさをも楽しむかのように帝京は激しいディフェンスを繰り出していく。前に出るタックルが復活し、相手のノックオンを誘う。最後まで攻撃的なディフェンスで凌ぎ切り、奪ったボールをCTB高本幹也がタッチに蹴り出し、ノーサイド。35-31で帝京が厳しい接戦を制した。
(文・木村俊太/写真・川本聖哉)
アーカイブス
- 2024年12月(5)
- 2024年11月(16)
- 2024年10月(5)
- 2024年9月(16)
- 2024年8月(25)
- 2024年7月(23)
- 2024年6月(19)
- 2024年5月(21)
- 2024年4月(5)
- 2024年1月(18)
- 2023年12月(8)
- 2023年11月(22)
- 2023年10月(15)
- 2023年9月(14)
- 2023年8月(12)
- 2023年7月(9)
- 2023年6月(6)
- 2023年5月(9)
- 2023年4月(2)
- 2023年1月(11)
- 2022年12月(8)
- 2022年11月(9)
- 2022年10月(12)
- 2022年9月(43)
- 2022年8月(4)
- 2022年7月(20)
- 2022年6月(31)
- 2022年5月(5)
- 2022年1月(19)
- 2021年12月(6)
- 2021年11月(12)
- 2021年10月(23)
- 2021年9月(11)
- 2021年8月(16)
- 2021年7月(3)
- 2021年6月(23)
- 2021年5月(8)
- 2021年1月(4)
- 2020年12月(14)
- 2020年11月(19)
- 2020年10月(33)