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2021/08/22【 2021 SummerCamp : 練習試合 】vs早稲田大学 監督・主将インタビュー

2021/08/22【 2021 SummerCamp : 練習試合 】vs早稲田大学 監督・主将インタビュー

2021/08/24

■岩出雅之監督

「今日の試合は、早稲田大学さんのひたむきな全力プレーのおかげで、我々が取り組むべき改善点がいくつも見えた試合になりました。ただ、その具体的な改善点については私から指摘するのではなく、学生たちが自ら気付いてほしいと思っています。トライを取られたシーンで何が起こっていたのかを、ビデオを見直すなどして、自ら気付いた上で改善していってほしいと思います。
夏合宿はここまではとても順調なのですが、この順調も良し悪しと感じます。順調ゆえに心の隙が生まれることもありますし、『順調だからこのくらいでいいかな』というようにハングリーさに欠けてしまうこともあります。その意味でも、今日の敗戦で得た悔しさが、学生たちに次への挑戦心を呼び起こしてくれるものと期待します。次に、天理大学さんとの練習試合がありますが、そこではこの夏合宿の締めくくりとして、練習や試合の成果をしっかりと出し切って、秋の対抗戦につなげていける戦いをしてくれればと思っています。」


■キャプテン 細木康太郎(4年)

「今日の試合は、2年前(の夏)からずっと負けている早稲田大学さんという相手に対して、これまでとまったく同じ雰囲気で戦ってしまった感じでした。選手たちは1対1のところやセットプレーでは負けていない、むしろ勝っていると感じていたと思いますし、見ていても局面局面では勝負に勝てていたと思うのですが、得点結果を見ると大きく負けているという状態。試合中にどうしてトライを取られたのか、どうして自分たちはトライを取れないのかを理解して、修正することができない。ハーフタイムや試合後、冷静になってからなら振り返れるのですが、試合中にこれがダメで、こうしなければいけないという修正能力、コミュニケーション、短い時間でのレビューがまだまだ足りないのかなと感じています。この夏合宿では、自分たちのやるべきラグビーを明確にしようと言って取り組んできました。ディテールの部分まで全員が明確にしていくことで、試合中も迷わずできるようにと取り組んできたのですが、そこがまだまだ詰め切れていないのだと思います。この合宿の残りの期間で、その部分を全員が理解し、明確にして、試合に臨むようにしていきたいです。いままでは、自分たちのラグビーとは何かが漠然とした状態のまま、試合に臨むこともありました。今シーズンは、漠然とではなく、細かいところまで明確にしていこうとしていますので、今後、さらに明確にして、全員で共有できるようにしていきたいです。」

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