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2021/08/25【 2021 SummerCamp : 練習試合 】vs天理大学 マッチレポート
2021/08/28
【 2021 SummerCamp : 練習試合結果 】
帝京大学A 40-14 天理大学A
帝京大学B 38-13 天理大学B
帝京大学C 38-14 天理大学C
帝京大学D 17-14 天理大学D
《BRIEF REVIEW》
夏合宿での練習試合最終戦は、昨年度の大学日本一、天理大学との試合。帝京はこの日までの2日間で、22日の早稲田大学との試合に敗れた要因について検証し、改善すべき点を全員で共有したという。
開始早々から、その成果が見られ、力強いタックルで相手をしっかりと前で止めるなど、粘り強いディフェンスを見せる。ミスで相手ボールのスクラムとなっても、FW陣がスクラムを押し込み、ターンオーバー。4分には、ラインアウトがやや乱れるものの、FLトンガタマがうまくキャッチして、そのままトライ。先制点を奪った(7-0)。その後も細かなミスはあるものの、アタック、ディフェンスともに接点では常に帝京が前に出続ける。12分には、前方へのキックをCTB二村がしっかりと追いかけ、相手のキャッチミスを誘い、それを二村が拾ってトライ(14-0)。
さらに、帝京の時間帯が続く。攻められても、No8奥井のジャッカルなどで相手に流れを渡さない。17分、相手のノックオンしたボールを拾って、チャンスをつくる。ターンオーバーされ、チャンスを手放したかに見えたが、FLトンガタマがパス・インターセプト。そのままトライを奪い、突き放す(21-0)。21分には、逆にパスをインターセプトされてトライを許し(21-7)、そこからピンチの時間帯が続くが、堅いディフェンスは健在でしっかりと凌ぐ。スクラムは終始優勢で、ペナルティを得てキックで前進。敵陣でのプレー時間が多くなる。34分、FB志和池がパスをインターセプトし、そのまま走り切ってトライを奪い、28-7で前半を折り返した。
いい流れで得点を重ねた帝京だったが、ハーフタイムに選手たちから「前半の得点は、相手のミスやインターセプトからなど、アンストラクチャーから取ったものばかり。次はしっかりとストラクチャーを重ねてトライを取ろう」と冷静な声がかかる。
後半は、4分にラインアウトからつながれてトライを許してしまうが(28-14)、その後はディフェンスも概ね安定。途中からは、久しぶりにキャプテンPR細木も出場。スクラムやフィールドプレーでその存在感を示した。13分、ラインアウトからFW、BKでつなぎ、最後はWTB白國が抜け出し、走り切ってトライ(33-14)。18分にもラインアウトからつないで前進し、ラックからLO尹が持ち出し、そのまま走り切ってトライを奪う(40-14)。
その後はまさに一進一退が続くが、相手の攻撃はしっかりと守る帝京。ミスも出て、攻め切れないシーンもあったが、最後まで守りは堅く、そのままノーサイド。40-14で帝京が菅平最終戦を勝利で飾った。
(文・木村俊太/写真・志賀由佳)
帝京大学A 40-14 天理大学A
帝京大学B 38-13 天理大学B
帝京大学C 38-14 天理大学C
帝京大学D 17-14 天理大学D
《BRIEF REVIEW》
夏合宿での練習試合最終戦は、昨年度の大学日本一、天理大学との試合。帝京はこの日までの2日間で、22日の早稲田大学との試合に敗れた要因について検証し、改善すべき点を全員で共有したという。
開始早々から、その成果が見られ、力強いタックルで相手をしっかりと前で止めるなど、粘り強いディフェンスを見せる。ミスで相手ボールのスクラムとなっても、FW陣がスクラムを押し込み、ターンオーバー。4分には、ラインアウトがやや乱れるものの、FLトンガタマがうまくキャッチして、そのままトライ。先制点を奪った(7-0)。その後も細かなミスはあるものの、アタック、ディフェンスともに接点では常に帝京が前に出続ける。12分には、前方へのキックをCTB二村がしっかりと追いかけ、相手のキャッチミスを誘い、それを二村が拾ってトライ(14-0)。
さらに、帝京の時間帯が続く。攻められても、No8奥井のジャッカルなどで相手に流れを渡さない。17分、相手のノックオンしたボールを拾って、チャンスをつくる。ターンオーバーされ、チャンスを手放したかに見えたが、FLトンガタマがパス・インターセプト。そのままトライを奪い、突き放す(21-0)。21分には、逆にパスをインターセプトされてトライを許し(21-7)、そこからピンチの時間帯が続くが、堅いディフェンスは健在でしっかりと凌ぐ。スクラムは終始優勢で、ペナルティを得てキックで前進。敵陣でのプレー時間が多くなる。34分、FB志和池がパスをインターセプトし、そのまま走り切ってトライを奪い、28-7で前半を折り返した。
いい流れで得点を重ねた帝京だったが、ハーフタイムに選手たちから「前半の得点は、相手のミスやインターセプトからなど、アンストラクチャーから取ったものばかり。次はしっかりとストラクチャーを重ねてトライを取ろう」と冷静な声がかかる。
後半は、4分にラインアウトからつながれてトライを許してしまうが(28-14)、その後はディフェンスも概ね安定。途中からは、久しぶりにキャプテンPR細木も出場。スクラムやフィールドプレーでその存在感を示した。13分、ラインアウトからFW、BKでつなぎ、最後はWTB白國が抜け出し、走り切ってトライ(33-14)。18分にもラインアウトからつないで前進し、ラックからLO尹が持ち出し、そのまま走り切ってトライを奪う(40-14)。
その後はまさに一進一退が続くが、相手の攻撃はしっかりと守る帝京。ミスも出て、攻め切れないシーンもあったが、最後まで守りは堅く、そのままノーサイド。40-14で帝京が菅平最終戦を勝利で飾った。
(文・木村俊太/写真・志賀由佳)
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