帝京大学 ラグビー部TEIKYO UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL SITE

■岩出雅之監督

「まずは、コロナ禍での緊急事態宣言が続く中、ファンの方々の前でプレーできる機会をいただけたことに対し、協会関係者の方々、会場関係者の方々など、試合の運営に関わられたすべての方々、そして対戦してくださった青山学院大学さんにお礼を申し上げたいと思います。
試合内容に関しましては、いいところもあり、まだまだなところもありというゲームでした。ですが、向かっている方向は共有できていると思いますので、ネガティブには捉えていません。今後はよりいっそう精度を高めながら、そこに気持ちの部分をプラスしていければ、さらに厳しさの出る、いいゲームができるようになっていくと思います。
また、今年は1，2年生のメンバーが多いこともあり、たくさんのことを一度に要求するよりも、大事なことに絞って、それをしっかりとできるようになることを期待しています。頭の中でわかっているだけではなく、体に染みついている状態になってほしいと思っています。
次戦から百草グラウンドでの試合が続きますが、ホームグラウンドでもいい緊張感を持って戦ってほしいと思います。」


■キャプテン
PR細木康太郎（4年）

「今日は『自分たちのラグビーをしよう』『春、夏とやってきたこと、そして前節の筑波大学さんとの試合で学んだことを出していこう』と言って臨みました。みんな、頭ではわかっていますし、大枠で見たらよくできているところもあるのですが、細かいディテールの部分でできていなかったり、それによって、やろうとしていることができなくなったり、やっても相手に止められたりして、マイボールを失うというシーンがありました。ディフェンスでも、最初にゲインを切られるところがありました。やるべきことは頭ではわかっているのに、スキルが足りないためにできなかったところがあったというのが明確になったのは、むしろよかったと思っています。
一試合一試合、成長していけるようにと思っていますが、前節の試合と比べると、今日の試合はいろいろな部分でよくなっていましたし、今日の試合でもらった課題を次の試合までに克服して、成長し、よりいい試合をするという流れを作っていきたいです。
僕たちは大学日本一という目標を掲げていますが、そのためにもまずは目の前の試合を一つ一つ、全力で勝利していかなければなりません。ですが、ただ勝利すればいいという『勝ち』だけの価値ではなく、『成長やレベルアップ』という価値を得ながら勝利していきたいと思っています。」