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2022/1/2【 第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 】vs京都産業大学 監督・主将インタビュー

2022/1/2【 第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 】vs京都産業大学 監督・主将インタビュー

2022/01/26

■岩出雅之監督

「まずは、最後まで厳しい戦いをしてくださった京都産業大学の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。帝京としては一生懸命やっていたと思いますが、京都産業大学さんのすばらしい攻防に受け身になったところがあったと思います。こうしたすばらしい試合を経て、学生たちはまた一段とタフになったのではないかと思っています。
また、今日の試合は、選手たちの心の状態がそのままスコアや試合の流れに現れていたと思います。気持ちが入っていて、やる気に満ちていて、すべて前向きな厳しさが出るか、ここしばらくの間、厳しいゲームを経験していなかったので、そこから来る甘さが出てしまうか、どちらが出るか、若干の心配はありました。厳しさが出ることを期待して送り出しましたが、前半は、予想どおりと言いますか、予想以上にすばらしかった京都産業大学さんの勢いに押され、厳しさよりも甘さの方が出てしまったように思いますし、今日はそれに尽きると思います。
ハーフタイムには、しっかりと自分たちのプレーを見つめ直し、まずは自分たちのできることから始めようと言って送り出しましたが、そのとおり、しっかりと立て直してくれて、前半の劣勢を取り返す根気強さを出してくれたと思います。京都産業大学さんのおかげで、我々ももう一度、厳しいプレーヤーの集まりにしていただけたように思います。その意味でも、今日のゲームは次の決勝戦に向けて欠かすことのできないゲームになったのではないかと思います。
決勝戦は、学生たちが今日の試合でいただいた魂の部分を全力でぶつけてくれることを期待したいと思っています。彼らの成長を感じられるゲームになってくれたらと思っています。」


■キャプテン
PR 細木康太郎(4年)

「負けたら終わりのトーナメント戦でファイナルに駒を進めたいという気持ちももちろんありましたが、まずは目の前の京都産業大学さんとの戦いに集中しようということを意識して臨みました。
前半は、自分たちの甘い部分、気を抜いてしまう部分が多くあり、大きくリードされてハーフタイムを迎えました。それでも、グラウンドに立っていた選手たちがきちんとポイントを押さえて話してくれて、その中に『後半からは全然違うチームとして出て行こう』という言葉があり、そのとおり、後半からは痛いところ、苦しいところにもガツガツ行けるようなチームになれたと思います。
僕がグラウンドに入ったのは、後半20分過ぎでしたが、僕が入る前からすでにチームの雰囲気が変わっていましたし、僕の復帰戦ということもあり、みんな温かく迎えてくれました。「ここからが勝負だ」という掛け声もありましたし、みんなの顔からも気迫が感じられて、絶対に勝てるという気持ちでスクラムを組みに行きました。
最後、得点で勝ち越すことができたのも、自分たちの力を信じてやり抜いた結果だと思いますので、僕自身としても、チームとしても大きな自信になるゲームになりました。
決勝戦は明治大学さんとの戦いになりますが、相手が明治大学さんだからと言って、僕たちが何かを変えるということはなくて、1年間、積み上げてきたものを帝京大学としてのプライドを持って、ゲームにすべて出すだけだと思っています。」

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