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2022年度【 1年生 対談 】蔵森晟・坂口瑞希

2022年度【 1年生 対談 】蔵森晟・坂口瑞希

2022/07/16

お互い仲はいいが、あまり共通点がないと語る二人に、まずは帝京大学ラグビー部のすごいところはどこかを聞いた。

蔵森 とにかく施設がすごいですよね。ウエイトルームの充実度はすごい。加えて、人的なサポートもすごいです。トレーナーさんの手厚いサポートであったり、食事面での栄養士さんのサポートだったり。

坂口 僕も施設面がすばらしいと思います。

蔵森 なんやそれ、一緒やん(笑)。

――食事面では、量がとても多いと言う人もいます。

蔵森 普通の人じゃ、食べ切れない量です。一般の人が食べる量の5倍くらいはあると思います。

坂口 これは本当です。

――寮生活は楽しいですか?

蔵森 同部屋には本橋拓馬さん、高本幹也さんがいます。僕が脳震盪を起こした時なども、丁寧に介抱していただきました。日常的な会話がとても楽しいです。

坂口 僕の同部屋は、高本とむさんと森元一気さんです。2人ともとてもやさしいです。とむさんは自分が目標としている人でもあり、これからいろいろな話をして、学んでいきたいいです。

――やはり同部屋の人とは、親密になる?

蔵森 僕の部屋はそうですね。たぶん僕の部屋は、寮の中で一番仲がいいと思います。

坂口 僕の部屋も別に仲が悪いわけでないですが、お互い、あまり干渉し合わないですね。僕の部屋の感じが寮内では普通だと思います。

――けっこう、対照的ですね。

蔵森 僕たちは3人で一緒に「ハリーポッター」の映画を見るくらい仲がいいです。

坂口 うちの部屋では、それはないですね。それぞれのプライベートを尊重してもらっている感じです。

蔵森 僕の部屋には(高本)幹也さんが用意したインスタント味噌汁があって、それをよく3人で一緒に飲みます。幹也さんが「味噌汁、飲むぞ」と言ったり、あるいは(本橋)拓馬さんが「味噌汁、飲みませんか」と言って、幹也さんが「ええよ、ええよ」と。で、「僕もお願いします」という感じ。1人ずつじゃなくて、3人一緒に飲むことに意味があるんですよ。

坂口 うちの部屋ではそんなの絶対ないわ。

――(高本)とむくんに「みんなで味噌汁飲みませんか」と提案してみては?

坂口 いやあ、それはないです(笑)。

寮の部屋によって環境がかなり違うことがよくわかる。そんな多様性も帝京の強さの源かもしれない。「あまり共通点がない」と言っていたが、対談後も話を続けるなど、垣根のない仲の良さもこの学年の強みになりそうだ。

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