帝京大学 ラグビー部TEIKYO UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL SITE

■監督 相馬朋和

「本日は、協会関係者の皆様、早稲田大学の皆様、そしてファンの皆様、本当にありがとうございました。すばらしい環境の中、大学選手権の決勝戦という舞台で戦うことができ、心からうれしく思っています。学生たちがすばらしいパフォーマンスを見せてくれて、優勝という形で終えることができ、本当に幸せだと感じています。
試合前は優勝したら泣いてしまうだろうと思っていたのですが、不思議なことに涙は出ませんでした。おそらく、次に向かう気持ちの方が強かったからではないかと思っています。これも、監督とコーチの違いなのかもしれません。
監督という立場で一年間、過ごさせていただきましたが、横にはずっと岩出先生がいてくださいましたし、これまでチームを支えてきてくださったスタッフの皆さんもこれまでどおり、献身的に学生たちのためにサポートしてくれました。そして、学生たちは毎日、努力を積み重ねてきました。胴上げをされている間は、そうした中で自分は監督としていったい何をしてきたのだろうかと考える時間だったように思います。
学生たちは毎日、自分たちでいろいろなことを考え、自分たちでお互いに高め合うことができる強さを持っていました。それをいかに今後も保っていけるかが、私にとっても大きなチャレンジになるだろうと感じます。
来シーズンも、岩出先生やスタッフの皆さん、そして学生たちといろいろな話をしながら、全員で成長していけるような組織になっていけるように頑張ってまいります。今後とも変わらぬ応援・サポートをよろしくお願いいたします。」



■主将/CTB 松山千大（4年）

「本日はありがとうございました。一年間、この舞台で優勝するためにハードワークしてきました。出場メンバーだけでなく、メンバー外も含めたチーム全員で戦ったことが、優勝という結果につながったと思っています。
こうして自分たちが優勝できたのも、たくさんの人たちの支えがあってのことなので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、今日は仲間と一緒にしっかりと喜びたいと思います。
試合は、前半、少し規律が乱れて、相手にスコアされる場面もありましたが、敵陣で戦うことを意識して修正でき、その結果、自分たちのペースでラグビーができたのでよかったと思います。
今、この一年を振り返ると本当にあっという間でした。気付けば春が終わり、夏が終わり、対抗戦が終わって、今日に至ったという感じです。とても濃い、自分を成長させてくれた一年間でした。
もう後輩たちもよくわかっていることだと思いますが、これからも準備の段階でどれだけハードワークできるかが大切になるので、しっかりとハードワークして、来年、V12・三連覇できるように頑張ってほしいと思います。」