帝京大学 ラグビー部TEIKYO UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL SITE

《POST MATCH INTERVIEW》


■No.8延原秀飛（4年）
オールスターは初めてでしたが、あまり緊張することもなく、チームとしても『楽しもう』と言って臨んだので、リラックスしたいい状態で試合ができたと思います。コンバインドのチームでしたが、80分間でチームが一つになっていく感覚があり、とてもいい経験になりました。
いつもは別々のチームの人たちと一緒にプレーしましたが、みんな、日々、日本一を目指して練習しているというのは同じだと感じましたし、自分たちの思いも確認できました。でも、シンプルに楽しめたことが一番よかったことだと感じています。初めて一緒にプレーする人たちもいましたが、本当に楽しかったです。
コミュニケーションの部分はいつもと違うので難しかったのですが、みんなレベルの高い人たちばかりだったので、どんどんよくなっていって、いいプレーができるようになりました。
スクラムトライも取ることができましたが、FW全員が強くて、僕はいつもと同じように押さえるだけでした。
今日の経験を活かして、今後の試合でもいいプレーができるように頑張ります。


■LO本橋拓馬（3年）
オールスターは初めてでしたが、とても楽しかったです。いつもは対戦しているチームの人たち、あるいは高校でチームメイトだった先輩・後輩と、また同じチームでラグビー場できて、すごく楽しかったです。
トライを取ることもできましたが、あそこは僕自身もトライを取れるとは思っていなくて、たまたまパスをもらえたという感じでした。ガッツポーズしてしまいましたが（笑）。よかったです。うれしかったです。
高校の先輩でもある明治大学の山本嶺二郎選手が、めちゃくちゃジャンプがうまくて、見習いたいと思いました。昨日のラインアウト練習でも『うまいなあ』と思いながら見ていました。ライバルチームなので、どうやってうまく飛んでいるのかは教えてくれませんでしたが（笑）、とにかく見て学ぶことにしました。雰囲気だけでも得るものがあったので、いい勉強になりました。
即席チームだったので、コミュニケーションの難しさはありました。仕方のないことではありますが、ディフェンスで誰を見るかとか、アタックでどう攻めるかは難しかったです。ただ、全員、基本のところはしっかりとできる、うまい人たちが集まっているので、基本のところを徹底するように頑張りました。
この経験を、今後に活かしていきたいと思います。


■PR平井半次郎（3年）
初めてのオールスターゲームでしたが、とても楽しくできました。いつもは戦う相手だった人たちと同じチームでラグビーをやることで新しい刺激をもらいましたし、いつもとは違う雰囲気でラグビーができて楽しかったです。
明治大学のBKの人たちは、FWの僕から見ていても『うまいなあ』と思ってしまいました。パスもコミュニケーションもうまくて、即席のチームもしっかりまとめてくれて、サインも出してくれて、『こんなに簡単にチームをまとめてくれるんだ』と思いました。
スクラムは、横（HO）が（江良）颯さんで、FLが青木と奥井くんだったので、いつもと同じようにやりやすかったです。ちょっとの違いで押し負けることもありましたが、コミュニケーションで修正できたと思います。また、PR経験の浅い自分にとっては、明治大学の為房慶次朗さんがいたことで『こんな組み方もあるのか』とすごく勉強になりました。
今日、最も感じたのはコミュニケーションの大切さ。即席チームでサインなども曖昧な中で、一言、声を掛けるだけでその曖昧さがなくなったり、自分のやりたいことが伝わる。コミュニケーションの大切さを、改めて感じました。
来年もまた選ばれるように、ここから頑張っていきたいと思います。

（文／木村俊太・写真／志賀由佳）