帝京大学 ラグビー部TEIKYO UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL SITE

《POST MATCH INTERVIEW》

■相馬朋和監督
「本日は雷注意報が発令される中、協会の皆様が安全に管理してくださり、無事に対抗戦の試合ができましたことに感謝を申し上げます。また、立教大学さんが80分間を通して体を張り続けるプレーをしてくださったことも、私たちにとって幸せなことだったと感謝しております。
試合の中身につきましては、我々がやりたかったことができたり、できなかったりを繰り返す80分間でした。
また、今日のメンバーについて『新しいメンバーだ』と感じる方もおられるかもしれません。春、夏、秋と過ごしてきて、学生たちがチャレンジをし、Aチームとして戦える力を持った学生がとても多くなっています。特別、新しい人を選んだというよりも、練習で最も調子のよかった学生を選んだ結果、今週はこのメンバーになったということです。
対抗戦の価値を考えても、ファーストジャージを着るというのは簡単なことではありません。ここまで出続けている学生は、自分のできることを全力でやり続けている証拠だと思います。今後も自分を引き上げ、さらにチームを引き上げるようなチャレンジをし続けてほしいと思っています。
次節以降に向け、チーム一丸となって、一つずつ上のレベルに上がっていけるようにトレーニングを続けてほしいと思っています。」

■キャプテン・HO江良颯（4年）
「今日はいろいろなことにチャレンジする試合になると感じていました。僕たちの目指すラグビーにおいて、まだまだ完成していない部分がたくさんあり、すごく未熟なところがあったので、そこを試合の中でどれだけチャレンジし続けられるかが、今日、試合を通して成長できるポイントだと思っていました。
キックチェイス、ブレイクダウンの速さといった、ラグビーにとって大切な基本的なことを忘れてしまっていたことに気づけた点は、今日の一番の収穫だと思います。
今日は対抗戦初出場や初先発の選手も多く、最初は少し不安そうな人もいました。ですが、試合に出る頃には不安もなくなった様子で、『やってくれるだろう』と思いながらグラウンドに招き入れることができました。チームとしての層の厚さを感じます。
次戦に向けては、当たり前のことが当たり前にできるチームになれるように、いい準備をして筑波大学さんに挑んでいきたいと思います。」


（文／木村俊太・写真／和田八束）