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2024/1/2【 第60全国大学ラグビーフットボール選手権大会 】vs天理大学 監督・主将レポート
2024/01/04
《POST MATCH INTERVIEW》
■相馬朋和監督
「まず初めに、能登半島地震で被災された皆様が一日も早く、安心できる生活を取り戻されることをお祈りさせていただきます。
本日は協会関係者の皆様、そして天理大学の皆様、本当にありがとうございました。天理大学さんのパフォーマンスが本当にすばらしく、80分間、終始プレッシャーを受け続けた試合だったと思います。
ただ、江良主将をはじめ、学生たちがそのプレッシャーにきちんと立ち向かい、勝利でゲームを終えることができ、決勝戦に進むことができることを心からうれしく思っています。
また、つくづくラグビーというのはメンタルなスポーツだなと思う80分間でした。立ち上がり、ハードワークして取ったすばらしい2トライ。その影響でみんなが急に人任せになってしまう。決勝戦が見えてしまったのか、突然、タックルに踏み込まなくなる学生たちが次々と出てきてしまいました。逆に天理大学さんは2トライを取り、何か吹っ切れたように見えました。
2年前の京都産業大学さんとの準決勝も、前半に2トライを取ったあと、急に動きが悪くなり、追い詰められる展開のゲームをしたなと、岩出先生とも話した前半40分でした。そんな中でも、江良主将、奥井副将らが質高くプレーし続けていたので、ゲームが崩れることはないだろうと思いながら、前半を見ていました。
ハーフタイムに彼らの心に火をつけ、芯の部分を作り直すことができたので、後半は落ち着いて試合を見ることができました。大型ビジョンでリプレイが映し出されて、会場がざわついた場面があっても、江良主将はじめ学生たちはまったく動揺を見せずにゲームに集中する姿などは、とても頼もしく見えましたし、誇らしく思いました。
決勝戦に向けては、これから改めで準備をし直そうと思っています。スコアだけしか見ていませんが、京都産業大学さんに対してあれだけの得点差を付けて勝利した明治大学さん。おそらく夏合宿や対抗戦で戦った時とはまったく違う明治大学さんが決勝戦に来るのだと思いますので、短い時間ですが、できる限りいい準備をして、決勝戦に臨みたいと思います。」
■キャプテン・HO江良颯(4年)
「まずはこのたびの能登半島地震に際しまして、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。部員の中にも北陸出身者がいましたので、他人事とは思えませんでした。
今日の試合に関しましては、天理大学さんの圧力を常に受け続けたという印象です。僕たちが思っていたプレーができませんでしたし、圧力に対して引いてしまっていた部分がたくさんありました。
課題が多く見つかった試合だったと思いますし、ゴール前でのスクラムで僕たちが取り切れなかった場面などは、天理大学さんのプライドをすごく感じました。決勝戦の前にこうした試合ができたことは、天理大学さんに感謝したいです。
前半、2トライ取ったあと、うまくいかない時間帯が続きましたが、ハーフタイムに岩出先生、相馬監督から『なぜ体を張らないのか』『仲間のために、体を張り続けるプレーヤーになろう』というお話をいただき、もう一度、原点に戻れたように思います。
僕たちがこの1年間にやってきたプロセスを思い出して、仲間の分も体を張ろうという考えでまとまることができ、全員が常に体を張り続けることができたことで、後半は無失点に抑えることができたのだと思います。
あと一戦。いい準備をして、しっかり出すだけだと思っています。決勝戦に向け、『One Heart』でチーム一丸となって、日本一を取りに行きたいと思います。」
(文/木村俊太・写真/志賀由佳)
■相馬朋和監督
「まず初めに、能登半島地震で被災された皆様が一日も早く、安心できる生活を取り戻されることをお祈りさせていただきます。
本日は協会関係者の皆様、そして天理大学の皆様、本当にありがとうございました。天理大学さんのパフォーマンスが本当にすばらしく、80分間、終始プレッシャーを受け続けた試合だったと思います。
ただ、江良主将をはじめ、学生たちがそのプレッシャーにきちんと立ち向かい、勝利でゲームを終えることができ、決勝戦に進むことができることを心からうれしく思っています。
また、つくづくラグビーというのはメンタルなスポーツだなと思う80分間でした。立ち上がり、ハードワークして取ったすばらしい2トライ。その影響でみんなが急に人任せになってしまう。決勝戦が見えてしまったのか、突然、タックルに踏み込まなくなる学生たちが次々と出てきてしまいました。逆に天理大学さんは2トライを取り、何か吹っ切れたように見えました。
2年前の京都産業大学さんとの準決勝も、前半に2トライを取ったあと、急に動きが悪くなり、追い詰められる展開のゲームをしたなと、岩出先生とも話した前半40分でした。そんな中でも、江良主将、奥井副将らが質高くプレーし続けていたので、ゲームが崩れることはないだろうと思いながら、前半を見ていました。
ハーフタイムに彼らの心に火をつけ、芯の部分を作り直すことができたので、後半は落ち着いて試合を見ることができました。大型ビジョンでリプレイが映し出されて、会場がざわついた場面があっても、江良主将はじめ学生たちはまったく動揺を見せずにゲームに集中する姿などは、とても頼もしく見えましたし、誇らしく思いました。
決勝戦に向けては、これから改めで準備をし直そうと思っています。スコアだけしか見ていませんが、京都産業大学さんに対してあれだけの得点差を付けて勝利した明治大学さん。おそらく夏合宿や対抗戦で戦った時とはまったく違う明治大学さんが決勝戦に来るのだと思いますので、短い時間ですが、できる限りいい準備をして、決勝戦に臨みたいと思います。」
■キャプテン・HO江良颯(4年)
「まずはこのたびの能登半島地震に際しまして、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。部員の中にも北陸出身者がいましたので、他人事とは思えませんでした。
今日の試合に関しましては、天理大学さんの圧力を常に受け続けたという印象です。僕たちが思っていたプレーができませんでしたし、圧力に対して引いてしまっていた部分がたくさんありました。
課題が多く見つかった試合だったと思いますし、ゴール前でのスクラムで僕たちが取り切れなかった場面などは、天理大学さんのプライドをすごく感じました。決勝戦の前にこうした試合ができたことは、天理大学さんに感謝したいです。
前半、2トライ取ったあと、うまくいかない時間帯が続きましたが、ハーフタイムに岩出先生、相馬監督から『なぜ体を張らないのか』『仲間のために、体を張り続けるプレーヤーになろう』というお話をいただき、もう一度、原点に戻れたように思います。
僕たちがこの1年間にやってきたプロセスを思い出して、仲間の分も体を張ろうという考えでまとまることができ、全員が常に体を張り続けることができたことで、後半は無失点に抑えることができたのだと思います。
あと一戦。いい準備をして、しっかり出すだけだと思っています。決勝戦に向け、『One Heart』でチーム一丸となって、日本一を取りに行きたいと思います。」
(文/木村俊太・写真/志賀由佳)
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