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2024/5/19【 第13回関東大学春季交流大会 】vs流通経済大学 マッチレポート
2024/05/21
第13回関東大学春季交流大会A 対流通経済大学戦
5月19日(日)・百草グラウンド
○帝京大学57-19流通経済大学●
《BRIEF REVIEW》
春季交流大会第2戦は、昨季リーグ戦2位の流通経済大学との戦い。
試合開始直後から帝京はいい流れを掴む。2分、マイボールのセンタースクラムを押し込み、ペナルティのアドバンテージをもらいながらBKに展開。SH李-CTB大町-CTB佐藤と渡り、佐藤が大きく前進。さらにWTB寺山にパスし、寺山が走り切ってトライ。帝京がいきなり先制点を奪う(5-0)。
その後、この試合、終始優勢を保つスクラムで、再度ペナルティのアドバンテージをもらいながら展開。SH李のキックが50:22となり、チャンスを掴む。11分、ラインアウトからの連続攻撃で、最後はラックからSH李-FL青木と渡り、青木が抜け出してトライ(12-0)。
18分にラインアウトからつながれ、キックパスを通されて失点するが(12-7)、直後の21分、すぐに加点。ラインアウトからの連続攻撃で、HO當眞、LO鈴木、No.8ダウナカマカマらが前進。ラックからSH李-CTB大町と渡り、大町が抜け出してトライ(19-7)。
さらに帝京の時間帯は続く。28分、ラインアウトから連続攻撃。CTB大町、PR平井が前進。ラックからSH李-CTB大町-HO當眞-WTB山本と渡り、山本が大きく前進。ゴール前でつかまるが、SH李がすぐに持ち出してそのままトライ(24-7)。
32分には、キックカウンターから連続攻撃。ラックから、SH李-SO神田-CTB大町と渡り、大町がパスダミーからラインブレイクし、大きく前進。最後はFB吉田にパスし、吉田が走り切ってトライ(29-7)。
その後、PR平井が大きく前進し、チャンスをつくるも、惜しくもパスがつながらない。だが、直後の38分、相手ボールのラインアウトを奪って連続攻撃。ラックからSH李-HO當眞と渡り、當眞が抜け出してトライ。36-7で前半を折り返した。
後半早々、キックカウンターからつながれ、2分に失点するが(36-14)、直後の5分にはすぐに挽回。スクラムから展開し、CTB大町が前方へ小さくキック。CTB佐藤がキャッチし、前進。ラックからSH李-FL青木と渡り、青木が抜け出してトライ(43-14)。
このあたりから、帝京の動きがやや鈍くなり、得点の動かない時間帯が続く。チャンスをつくり、惜しい場面もあるものの、スコアまで届かない。17分には、ハイタックルでシンビンを受け、一人少ない状態での戦いを強いられる。
苦しい時間帯もあるが、それでも14人での必死の守りで相手の攻撃をしのぐ。何度か帝京がチャンスをつくる場面もあるが、ミスなどもあり、トライを取り切れない。
34分、ようやく得点が動く。ラインアウトから連続攻撃。HO知念が前進。ラックからSH李-FL倉橋と渡り、倉橋がディフェンスをかわして抜け出し、トライ(50-14)。
40分には、ラインアウトからつながれてトライを奪われるが、44分、ラインアウトからの攻撃で、ラックからSH李-WTB森と渡り、森が飛び込んでトライ。57-19で帝京が春季交流大会2連勝を飾った。
《COLUMN》
―― 人がいなくなるという大きなチャレンジ ――
昨年度のAチームに4年生が多かったこともあり、今年度のチームについて、いろいろな人から「公式戦経験の浅い人が多い(だから、昨年度のチームとは大きく違う)」と言われます。実際、今シーズン初めて公式戦に出場したというメンバーも多く、経験値が低いと見られるのは仕方がないことでしょう。
さらにここから、日本代表合宿、U20日本代表の遠征で、比較的経験値の高いメンバーがチームを離れることになります。その中には青木恵斗キャプテン、本橋拓馬バイスキャプテンも含まれています。帝京はそんな状態で、このあと、強豪ライバル校との春の公式戦を戦っていくことになります。
これまでも、キャプテンが日本代表に呼ばれてチームを離れるということはありました。しかし、ここまで多くの学生たち(しかも、Aチームでの試合経験が豊富な学生たち)がチームを離れるというのは、記憶にありません。
ただ、相馬朋和監督も青木キャプテンも、これはチームにとって大きなチャレンジと捉えているようです。Aチームでの経験が少ない学生たちにとっても、いい経験をし、自身を成長させる大きなチャンスと言えます。
経験の少ない学生たちが、新しいチームをどうつくっていくのか。そのチームづくりは、夏、秋、そしてその先に向かって、どのように進んでいくのか。日本代表やU20日本代表からチームに戻ったメンバーらは、そのとき、どのような役割を果たしてくれるのか。
今シーズンは、そうしたところに注目しながら、チーム進化のワクワクを楽しみつつ応援していきたいと思っています。
(文/木村俊太・写真/和田八束)
5月19日(日)・百草グラウンド
○帝京大学57-19流通経済大学●
《BRIEF REVIEW》
春季交流大会第2戦は、昨季リーグ戦2位の流通経済大学との戦い。
試合開始直後から帝京はいい流れを掴む。2分、マイボールのセンタースクラムを押し込み、ペナルティのアドバンテージをもらいながらBKに展開。SH李-CTB大町-CTB佐藤と渡り、佐藤が大きく前進。さらにWTB寺山にパスし、寺山が走り切ってトライ。帝京がいきなり先制点を奪う(5-0)。
その後、この試合、終始優勢を保つスクラムで、再度ペナルティのアドバンテージをもらいながら展開。SH李のキックが50:22となり、チャンスを掴む。11分、ラインアウトからの連続攻撃で、最後はラックからSH李-FL青木と渡り、青木が抜け出してトライ(12-0)。
18分にラインアウトからつながれ、キックパスを通されて失点するが(12-7)、直後の21分、すぐに加点。ラインアウトからの連続攻撃で、HO當眞、LO鈴木、No.8ダウナカマカマらが前進。ラックからSH李-CTB大町と渡り、大町が抜け出してトライ(19-7)。
さらに帝京の時間帯は続く。28分、ラインアウトから連続攻撃。CTB大町、PR平井が前進。ラックからSH李-CTB大町-HO當眞-WTB山本と渡り、山本が大きく前進。ゴール前でつかまるが、SH李がすぐに持ち出してそのままトライ(24-7)。
32分には、キックカウンターから連続攻撃。ラックから、SH李-SO神田-CTB大町と渡り、大町がパスダミーからラインブレイクし、大きく前進。最後はFB吉田にパスし、吉田が走り切ってトライ(29-7)。
その後、PR平井が大きく前進し、チャンスをつくるも、惜しくもパスがつながらない。だが、直後の38分、相手ボールのラインアウトを奪って連続攻撃。ラックからSH李-HO當眞と渡り、當眞が抜け出してトライ。36-7で前半を折り返した。
後半早々、キックカウンターからつながれ、2分に失点するが(36-14)、直後の5分にはすぐに挽回。スクラムから展開し、CTB大町が前方へ小さくキック。CTB佐藤がキャッチし、前進。ラックからSH李-FL青木と渡り、青木が抜け出してトライ(43-14)。
このあたりから、帝京の動きがやや鈍くなり、得点の動かない時間帯が続く。チャンスをつくり、惜しい場面もあるものの、スコアまで届かない。17分には、ハイタックルでシンビンを受け、一人少ない状態での戦いを強いられる。
苦しい時間帯もあるが、それでも14人での必死の守りで相手の攻撃をしのぐ。何度か帝京がチャンスをつくる場面もあるが、ミスなどもあり、トライを取り切れない。
34分、ようやく得点が動く。ラインアウトから連続攻撃。HO知念が前進。ラックからSH李-FL倉橋と渡り、倉橋がディフェンスをかわして抜け出し、トライ(50-14)。
40分には、ラインアウトからつながれてトライを奪われるが、44分、ラインアウトからの攻撃で、ラックからSH李-WTB森と渡り、森が飛び込んでトライ。57-19で帝京が春季交流大会2連勝を飾った。
《COLUMN》
―― 人がいなくなるという大きなチャレンジ ――
昨年度のAチームに4年生が多かったこともあり、今年度のチームについて、いろいろな人から「公式戦経験の浅い人が多い(だから、昨年度のチームとは大きく違う)」と言われます。実際、今シーズン初めて公式戦に出場したというメンバーも多く、経験値が低いと見られるのは仕方がないことでしょう。
さらにここから、日本代表合宿、U20日本代表の遠征で、比較的経験値の高いメンバーがチームを離れることになります。その中には青木恵斗キャプテン、本橋拓馬バイスキャプテンも含まれています。帝京はそんな状態で、このあと、強豪ライバル校との春の公式戦を戦っていくことになります。
これまでも、キャプテンが日本代表に呼ばれてチームを離れるということはありました。しかし、ここまで多くの学生たち(しかも、Aチームでの試合経験が豊富な学生たち)がチームを離れるというのは、記憶にありません。
ただ、相馬朋和監督も青木キャプテンも、これはチームにとって大きなチャレンジと捉えているようです。Aチームでの経験が少ない学生たちにとっても、いい経験をし、自身を成長させる大きなチャンスと言えます。
経験の少ない学生たちが、新しいチームをどうつくっていくのか。そのチームづくりは、夏、秋、そしてその先に向かって、どのように進んでいくのか。日本代表やU20日本代表からチームに戻ったメンバーらは、そのとき、どのような役割を果たしてくれるのか。
今シーズンは、そうしたところに注目しながら、チーム進化のワクワクを楽しみつつ応援していきたいと思っています。
(文/木村俊太・写真/和田八束)
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