帝京大学 ラグビー部TEIKYO UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL SITE

《POST MATCH INTERVIEW》

■セブンズ監督・土橋輝久コーチ
『優勝したかった』というのが正直な感想です。残念です。学生たちはこれまでセブンズの練習をそれほどしてきていませんし、知識をもっているメンバーも少ないのですが、よく頑張ってくれたと思います。大会は終わりましたので、ここからはまた、私たちが目指すところに15人制の方で辿り着くために、しっかりと学生たちをサポートしていきたいと思います。この大会は、そのための一つのきっかけになるものだと思っています。
セブンズはとてもスキルフルですし、フィットネスや走るコースなど、とても勉強になったと思います。15人制に活かせるプレーが必ずあるので、今後に活かしてほしいです。
海外でも多くがそうですが、7人制のチームと15人制のチームは別にあって、それぞれ別々に強化していくのが主流になっています。ですが、そこに普段は15人制に取り組んでいる大学生のチームが出場し、活躍して勝ち上がっていく姿を見せることには大きな意義があると思いますし、見てくださるファンの方々にも楽しんでいただけるものになるだろうと思います。
もうすぐ、パリ五輪が始まります。7人制ラグビー日本代表には帝京OBも2名選ばれています。このジャパンセブンズが無料で観戦できるようにしているのも、7人制ラグビーを一人でも多くの人に見てもらいたいという狙いがあったのだと思います。五輪種目の中では、日本人のような体のサイズが小さい人たちでも勝てる要素がある、とてもいい競技です。ぜひ多くの方々に注目していただきたいと思います。

（文／木村俊太・写真／志賀由佳）