帝京大学 ラグビー部TEIKYO UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL SITE

《POST MATCH INTERVIEW》
■相馬朋和監督
3日前に早稲田大学さんに敗れ、チームのスケジュール・マネジメント、練習メニュー・プログラム、合宿の入り方、試合への入り方など、多くの部分で我々自身の間違いを実感しました。負けるのにはやはり理由があり、その原因は常に我々コーチングスタッフにあります。
今日はゲームの入り方やどの地域でゲームをするかといったことが整理され、明確になったゲームでした。その点はとてもよかったと思います。
今日の試合には勝利できましたが、天理大学さんはとてもしぶとく、粘り強いチームです。大学選手権で戦う時には、今日とはまったく違うチームになっているでしょう。今日の勝利がその時の油断につながらないようにしなければと思っています。
次は春に引き分けている明治大学さんとの試合ですが、相手どうこうではなく、この夏合宿で我々がやってきたことを最後にどういう形で表現するのかが、最も優先されるべきことだと思います。
明治大学さんはこの夏、筑波大学さん、天理大学さんに敗れているという情報は入ってきてはおりますが、そうした情報が我々の隙をつくることにならないようにしなければなりません。そうした心の準備を学生たちと話をしながら、いかにやっていくか、いかに彼らに向き合ってあげられるかを考えて、自分たちにフォーカスすることを意識し、いい準備をして次戦に臨みたいと思います。

（文／木村俊太・写真／志賀由佳）