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2025/1/13【 第61全国大学ラグビーフットボール選手権大会 】vs 決勝 青木恵斗 インタビュー

2025/1/13【 第61全国大学ラグビーフットボール選手権大会 】vs 決勝 青木恵斗 インタビュー

2025/01/14

《POST MATCH INTERVIEW》

■キャプテン・FL青木恵斗(4年)
協会関係者の皆様、早稲田大学の皆様、今日はありがとうございました。
11月に早稲田大学さんに17-48で敗れ、そこで現実をチームとしてしっかりと受け止めて、一人一人が『何が足りないのか』を考え、努力し続けた結果、今日、こうして優勝することができました。本当にうれしく思います。
今日は朝、起きた時から、ラグビーをしていて一番気持ちのいい、すっきりした起き方ができました。大学生最後の試合というプレッシャーもありましたが、それよりも純粋に大学生活最後の試合を楽しみたいという気持ちが強く、ロッカールームでもずっと笑顔でウォームアップもでき、心の底からゲームを楽しむことができました。
健次(早稲田大学の佐藤健次キャプテン)は高校の時からずっと一番近くで刺激をもらえる存在で、大学では別々になりましたが、彼からはずっと刺激をもらっていました。健次には負けたくないという思いが心の中にあり、健次がいたから僕もここまで頑張れたし、キャプテンとしてのリーダーシップも『負けたくない』という思いがあったからこそ、ここまで成長できたのだと思っています。
僕自身、一年生の時からずっと試合に出させてもらっていて、一昨日のジャージ渡しの時にもいろいろな思いがフラッシュバックしてきました。決勝戦という舞台に臨むにあたって『このチームでできる最後の試合だな』とあらためて思ったのですが、『優勝したい』という気持ちも、緊張する気持ちもなく、『最後にこのチームで力を出し切りたい』『それを思い切り楽しみたい』と気持ちだけでした。
楽しむことをずっと意識した一日で、試合前から笑顔が止まらないほどでした。そうやって試合を楽しんだ結果、最後、ノーサイドのホイッスルが鳴った時に勝てていて、本当にうれしかったです。
今シーズンは優勝できましたが、来年は5連覇がかかることになります。後輩たちには、まずは自分たちのやるべきことをやり、春シーズンから一つ一つの練習を丁寧にやって、努力して、来年もまた優勝してほしいと思っています。

(文/木村俊太・写真/志賀由佳 和田八束)

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