帝京大学 空手道部TEIKYO UNIVERSITY KARATE CLUB OFFICIAL SITE

2019年11月10日（日）、スカイホール豊田（愛知県豊田市）にて行われた第63回全日本大学空手道選手権大会において、帝京大学空手道部が団体形の部で男女ともに優勝し、女子は10連覇を達成、男子も連覇が途絶えた昨年の3位から優勝を取り返しました。
女子は、団体形メンバー3人中2人が卒業し、昨年からのメンバーは石橋咲織（医療技術学部2年）のみという新チームで臨みましたが、高い集中力を持ち、観客を惹きつけ迫力ある演武で他を圧倒しました。団体組手では、女子が昨年に引き続き3位となり、男子は3回戦で敗退しました。
本年度は、5月の関東個人で形と組手で男女ともに優勝して四冠を達成すると、6月の全日本個人では大会史上初の四冠、10月の関東団体でも四冠という輝かしい結果を残してきました。目標とする全日本での四冠には手が届きませんでしたが、女子団体形10連覇を成し遂げる強さ、途切れた連覇を翌年に優勝で塗りかえる男子団体形の強さが光り、記憶に残る活躍となりました。 また、本大会では、本学空手道部の坂井創（帝京大学短期大学2年）、中村甚太（経済学部2年）による「五輪（ごりん）」の形の演武も披露されました。坂井は、静寂に包まれた会場で、車椅子を素早く操りながら中村との息の合った緊張感のある演武を見せ、大きな拍手が送られていました。
日頃の練習の成果をこの全日本大学空手道選手権大会という場で披露することができ、大変貴重な機会となりました。
本大会を最後に4年生は引退しますが、ここまで築き上げたチーム力は後輩への大きな財産となり、新チームへの期待にも繋がります。空手道部への応援を引き続きよろしくお願いします。



主な成績
■形
男子団体：【優勝】帝京大学 【準優勝】国士舘大学 【第三位】同志社大学／駒澤大学
女子団体：【優勝】帝京大学 【準優勝】同志社大学 【第三位】国士舘大学／駒澤大学

　

■組手
男子団体：【優勝】京都産業大学【準優勝】近畿大学工学部【第三位】近畿大学／国士舘大学
女子団体：【優勝】国士舘大学 【準優勝】駒澤大学 【第三位】帝京大学／大正大学