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天皇盃・皇后盃 第48回全日本空手道選手権大会で空手道部が優勝しました

天皇盃・皇后盃 第48回全日本空手道選手権大会で空手道部が優勝しました

2020年12月13日(日)、日本武道館(東京都千代田区)で開催された天皇盃・皇后盃 第48回全日本空手道選手権大会の女子組手において、帝京大学空手道部の澤江優月(医療技術学部2年)が優勝、島愛梨(医療技術学部2年)が準優勝、男子形では菊地凌之輔(医療技術学部3年)が第3位の成績を収めました。
本大会は、都道府県や学連、高体連、実業団の代表が集まり、階級に分かれず日本一を競う大会で、会場には入場制限がある中で約5,000人の来場がありました。当日、選手は試合直前まで全員マスクを着用し、組手競技では口部分に飛沫防止のガードが付いたメンホーと呼ばれる頭部の防具を着用して試合に臨みました。また、審判団のフェイスシールド使用、会場全体でのソーシャルディスタンス確保、換気や消毒などの対応に加え、一般来場者にも拍手での応援を奨励するなど、さまざまな感染症予防対策を講じた上での開催となりました。

女子組手で優勝した澤江と準優勝の島は、本学空手道部で日頃から切磋琢磨しながら一緒に練習している同期生です。高校生から社会人まで幅広い選手層で戦う全日本の決勝という大舞台で現役の大学2年生同士が戦うという状況でしたが、それぞれ実力ある選手に勝ち、トーナメントを進めてきた二人は、落ち着いた表情でコートに上がりました。本来異なる階級の二人でしたが、その体格差を感じさせない点の取り合いとなる展開に会場は沸き、最終的にはポイント7-4で澤江が全日本初優勝を成し遂げました。
また、男子個人形では、菊地が実力者揃いの予選ラウンドを勝ち残り、3位決定戦に臨みました。10月に実施された関東大学空手道選手権大会では初めて団体形に取り組み、更なる経験を積み上げてきた菊地が卒業生である林田至史の点数を上回り、初の3位となりました。

本大会には、本学学生15人、卒業生20人の合計35人が出場しました。その中には、東京オリンピック代表に内定している女子組手61㎏超級の植草歩(2014年度卒・JAL)や55㎏以下級の宮原美穂(2018年度卒・本学職員)も出場していたため、報道陣の大きな注目を集めていました。二人とも途中で敗退する結果とはなりましたが、約10カ月ぶりの実戦を経験できたことで、目標とする来夏の大会に向け、新たな課題に取り組む貴重な機会となりました。
今後も本学空手道部、そして卒業生への温かい応援をお願いします。



■主な成績(学生のみ)
女子個人組手
優勝:澤江優月(医療技術学部2年)
準優勝:島愛梨(医療技術学部2年)

男子個人形
第3位:菊地凌之輔(医療技術学部3年)

女子個人形
第5位:石橋咲織(医療技術学部3年)、宇海水稀(医療技術学部4年)

■大会結果は下記をご覧ください。
https://www.jkf.ne.jp/result/48alljapan

 

(写真提供:山下 隼)