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空手道部が冲永理事長・学長に全日本大学空手道選手権大会、世界空手道選手権大会の優勝報告を行いました

空手道部が冲永理事長・学長に全日本大学空手道選手権大会、世界空手道選手権大会の優勝報告を行いました

2021年12月24日(金)、帝京大学八王子キャンパスにて、空手道部が本学理事長・学長 冲永佳史に、第65回全日本大学空手道選手権大会、第25回世界空手道選手権大会の優勝報告を行いました。
11月21日(日)に日本武道館(東京都千代田区)で2年振りに開催された、第65回全日本大学空手道選手権大会において、男子団体形、女子団体形、男子団体組手の3部門で優勝しました。12年振りの大学日本一に輝いた男子団体組手を率いた主将の山本匡悟(医療技術学部4年)は、「レギュラーだけではなく、部員全員が同じ意識を持って取り組めるよう皆で話し合いながらやってきた。同期が自分の考えに賛同してくれ、目が届かない部分をまとめてくれた。チームとしての勝利をつかめた一年だった」と話しました。冲永理事長・学長からは「良いものは繋げながらも、常に新しいものを取り入れながら文化を作り上げ、後輩に伝えていってほしい」との言葉がありました。
空手道部の香川師範は「ミーティングを適宜行いながら、4年生を中心に彼らの考えで空手道部を引っ張っていってくれたことに大変感謝している」と学生への感謝の気持ちを口にしました。

また、11月16日(火)~21日(日)にアラブ首長国連邦のドバイで開催された、第25回世界空手道選手権大会で金メダルを獲得した宮原美穂(2018年度卒・本学職員)は、3年前に続き2連覇という快挙を成し遂げましたが、「オリンピックでは叶わなかったので、香川師範に金メダルをかけたいという一心で世界選手権に臨んでいた」という気持ちを吐露しました。同じく男子団体形で金メダルを獲得した在本幸司(2013年度卒)は「9年前にも世界選手権で金メダルを獲得した経験はあるが、年々練習環境を整えてもらってきたことが今回の一番の勝因だと考えている」、本一将(2017年度卒)は「ずっと憧れていた初めての世界選手権で優勝できたことが嬉しい。帝京大学の卒業生としても誇れる結果だった」、本龍二(2019年度卒)は「今後も世界選手権での連覇をめざし、日々の稽古に精進していきたい」と話しました。

卒業生の活躍を受け、香川師範は「高校時代にトップ選手ではなくとも、帝京大学で稽古を積み勝つことに意義がある。学生が育つのは卒業生の力である。ナショナルチームに所属し世界で活躍するトップレベルの選手が、一生懸命日々の稽古に励む姿を学生は見ている。知らず知らずのうちに意識が磨かれ、力をつけていく環境がある。また、帝京大学の配慮のお陰で、練習環境や食事、生活に至るまですべてにおいて学生の成長に繋がっている」と大学の協力に感謝の意を表しました。
今後とも空手道部に温かい応援をよろしくお願いします。